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2009/06/02

[MotoGP] 2009年 第2戦 日本

MotoGP 第2戦 日本ツインリンクもてぎ
2009年4月26日
放送:G+

ツインリンクもてぎでの春開催は10年ぶり。
秋から春に移行したのは、アメリカでIndyCarとCHAMPカーシリーズが合体したことが遠因であるらしい。
CHAMPカーのロングビーチ戦(春)がIndyCarとの合併後にも残ることになり、Indy Japanが春に開催できなくなった。そのため、Indy Japanが秋に移動し、秋のMotoGPが春に移動。

土曜日が雨で予選は中止。金曜日のフリープラクティスの順位がグリッド順になった。
日曜日が雨上がりでウェットからドライになったため、ほとんどのチームは当日朝の走行でタイヤを決めることになったようだ。

もてぎでは、レース以外にもイベントがあり、2010年シーズンから250ccにかわって開催となるMoto2のマシンをモリワキがプレゼンテーションをした、とのこと。2010にはどこかのチームが使用するかもしれない。

125cc

順位ライダーチーム
1イアンノーネ(Andrea IANNONE)Ongetta Team I.S.P.A
2シモン(Julian SIMON)Bancaja Aspar Team 125cc
3エスパルガロ(Pol ESPARGARO)Pol ESPARGARO
12小山知良Loncin Racing
20中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.

実況:右松健太
解説:坂田和人

前戦カタールでは、4周で優勝決定。ポイントは半分というレース。このレースが実質的な開幕とも言える。スタート時はウェット路面だがレース進行とともにどんどん乾き、ウェットパッチが残りつつ、かなりドライになった。
序盤にトップに出たダニー・ウェッブは、ペースが上がらない。後続は徐々にペースが上がりイアンノーネはウェッブより5秒以上速いタイムで追いつき、シモンもパスしてトップへ。

小山知良は、ロンシンの昨年モデルを使って12位フィニッシュ。「今シーズンはレースを捨てて開発をしているが、今回は昨年マシンを使ってのレース。小山の実力からすればこの順位は満足できる順位ではないが。次戦以降のエンジン選択は難しい。」坂田氏。
チームスタッフは大喜びで小山を迎えた。
小山コメント「ドライタイヤを選択して、他のチームがレインだったらどうしようと思ったが、グリッド上で他チームもタイヤをドライに交換していたので、大丈夫だ、と。」

日本人選手のワイルドカードの選手たちは軒並みレインタイヤのままで決勝に臨んだため、最後尾に沈んだ。地元選手もいるのにもかかわらず、この乾き方を予想できずレインだったというのは納得できないが。


250cc

1バウティスタ(Alvaro BAUTISTA)Mapfre Aspar Team
2青山博一Scot Racing Team 250cc
3パッシーニ(Mattia PASINI)Team Toth Aprilia
6青山周平HARC-PRO
10富沢祥也CIP Moto - GP250

実況:中野謙吾
解説:上田昇

スタートから、シモンチェリ、青山(博)、タルマクシのトップ争い。青山は5コーナーのウェット路面で滑ったようでハイサイドで転倒寸前。同じ所でディメリオが転倒リタイア。

2009年シートがない青山周平はラーメン屋で働きながら、今回のスポット参戦のチャンスを得た。バイクは2002年モデルのHondaでHARC-PROから参戦。スポンサーカラーではない白のバイクで6位入賞。10ポイント獲得。5位をねらって最終ラップにアタックしたがミスがあったらしく6位。

シモンチェリはフロントがパンクしてピットイン。その後、青山(博)がトップ、バウティスタがすぐ後ろで数周。アプリリアのマシンの方に余裕があり、青山はダウンヒルストレートで簡単にパスされるが2位をキープ。

MotoGP

1ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
2ロッシ(Valentino ROSSI)Fiat Yamaha Team
3ペドロサ(Dani PEDROSA)Repsol Honda Team

実況:寺島淳司
解説:辻本聡

高橋裕紀がスタートラップでニッキー・ヘイデンの後ろから追突。5コーナーで転倒してリタイア。
ロッシがスタートから逃げる。ロレンソがロッシよりもペースがよく、残り16周のダウンヒルストレートでロッシをパス。終盤ロッシが少し差を詰めるがそのままゴール。
ペドロサは3位でロッシを90度コーナーで抜くが、次の5コーナーでロッシが抜き返すという勝負をしていたが、抜き返された後はすこし離され3位チェッカー。

ストーナーは3位から大きく遅れて、ドビツィオーソを最後の2周で抜き4位に上がる。

ドビツィオーソはホンダの新型マシンを与えられた。が予選で全く走っていないため、レースは新型マシンを使わずに旧型。

MotoGPではスポット参戦はなし。

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