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2009/12/16

[NASCAR] 2009 第33戦 タラデガ

NASCAR
sprint cup シリーズ 第33戦 タラデガ
Amp Energy 500

2009年11月1日
放送:G+
解説:石見周
実況:福徳一志

スーパースピードウェイ。何があるかわからないコース。
リストリクタープレートが一回り小さい穴になり馬力がやや下がった。
2.66マイル×188 = 500マイル
ターン33度、フロント16度、バック2度。


最終結果
順位
ドライバー
ゼッケン
1
ジェイミー・マクマーレイ (Jamie McMurray)
29
2
ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)
9
3
ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)
20
4
グレッグ・ビフル(Greg Biffle)
16
5
ジェフ・バートン (Jeff Burton)
31
6
ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)
48
7
マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)
55
8
ブラッド・ケセロウスキ (Brad Keselowski)
09
9
エリオット・サドラー (Elliot Sadler)
19
10
ボビー・ラボンテ(bobby Labonte)
171

春の大事故
カール・エドワーズ (Carl Edwards)の車がフェンスを直撃した事故。このとき部品が飛び観客席の女性が一人大けがをした。そのBLAKE BOBBITさんが今回は特別待遇のゲスト。TV画面で見る限り、顎などの傷は完全に治ったようだ。TV画面では傷の様子が映し出されてちょっと…。


ジミー・ジョンソン
大クラッシュの多いタラデガでは安全策。30位前後をゆっくりと走行している。ピットも特に急がず、念のため常に給油は満タン。これが結果的には良策だった。最後のリスタート後、先行するグループが次々にガス欠になる中、ジョンソンは給油の必要が無く自然に順位が上がる。「今日は20位ぐらいならいいと思っていたら、終わってみたらtop10に入っていたよ。」

チェイスのドライバーのクラッシュ
最後の10周を切ったところで、大クラッシュが発生し、カイル・ブッシュ (Kyle Busch)マーク・マーティン (Mark Martin)ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)などが巻き込まれる。ジミー・ジョンソンはすぐ後ろのスコット・スピード (Scott Speed)との距離が少しあったため巻き込まれず。
コーションが発生しこの時点での順位が最終順位。ジョンソンは6位。


ジェイミー・マクマーレイ
ドラフティングを使わない状態でも速い車ができていて、自在に列を変えながら終始トップ集団。
最後は燃料がぎりぎりだったようでコーション発生を知った時にエンジンを切って惰性で行ける所まで走っていた、と。優勝コメントでは「今回はIRWIN(スポンサー)での2レース目だ。ここまで支えてくれたクラウン・ロイヤルにも感謝したい。」と。ルールがどうなるかわからなかったので、コーション後に9号車をブロックしたりしに行ったらしい。コーション発生時点で順位が固まったのでその必要はなかったのだが。

ブラッド・ケセロウスキ (Brad Keselowski)
春にはエドワーズをクラッシュさせながら優勝。しかし、ドライバーの信用はイマイチなようで、ドラフティングのパートナーとなってくれる車がなく前に出たと思うと下がる。最終的には良い順位からクラッシュを避けてシングルフィニッシュ。やはり今年は付いているようだ。

バンプドラフト
バンパーで前の車を後ろから押すバンプドラフトがコーナーでは禁止された。このアナウンスがレース2時間前にアナウンスされたことでドライバーやチームやや不安気味。ジョンソンは「ブレーキを踏まなくても後ろとの距離が離れない。後ろとくっついたら誰の責任なんだ。」と。
このコーナーでのバンプドラフト禁止は今までもNASCARではたびたび言われていたが、ドライバーを集めたミーティングでNASCARのエライ人がアナウンスしたのは初めてだろうとFinalLap のpodcastでも話題に。
このルールのためかコーナーではややペースが落ちるのでシングルファイルの時間が長かった。

ライアン・ニューマン (Ryan Newman)
残り5Lapで大クラッシュ。宙返りしてウォールにヒットしたりした。芝生の上にひっくり返った状態で車が止まり、切断して救出。本人は平気なようだ。出てきたニューマンには観客から大きな声援が。
「この無事なドライバーへの声援がいいね」石見氏。
ひっくり返った車の周囲には20人ほどの人がいるのに、作業をする人はわずか、救急車担当や清掃担当は全く手を出さないで見ているのがアメリカ的。「アメリカは分業しているから手をださない。日本だったらみんなで、いっせのせ、で車を起こすところだが。」石見氏。

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