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2010/10/24

[スーパーGT] 2010 第6戦 鈴鹿

スーパーGT

2010年第6戦 鈴鹿 700km

放送:J-SPORTS
実況:下田恒幸、矢野武
解説:福山英朗、由良拓也

ポールポジション 500は、ARTA HSV010。
300はCINECITTA TAISAN PORCHE。

レースレギュレーションで、3回のピットおよびドライバー交代が義務付け。


ARTA
ARTAのポールポジションは第3ドライバーの小林崇志が出した。
小林がいきなりタイムをだしたことで、ホンダの他ドライバーも張り切って決勝を走った。
「30周ぐらいしか運転していない車で、しかも、仮眠していたところを起こされていきなり走ってチャンスを活かした。ダイヤの原石だと鈴木阿久里監督も思ったのではないか。」(由良)「情報処理能力がすごい」(福山)
Lap10あたりに、前の車のブレーキングに合わせてブレーキングしたとき、後ろの車に突っ込まれてリアを破損。これをピット時に修理するようオフィシャルが指示してタイムを失った。しかし、4位まで下がったが、次のピットではトップに戻り、トップ走行。

小林は決勝ではドライブすることはなく、井出とファーマンが2度ずつのスティントをこなした。が、小林が入ったことで流れが変わったとの評価。
ここまで5ポイントだけだったARTAが優勝。


PETRONAS vs.ウィダーHSV
この2台は、ランキング上位で共にこのレースではウェイトがかなり大きい。ウィダーは限界の100kgまで積んでいる。2台が前後になりレースの最後までポイントを争う。最終結果は9位(2ポイント)と10位(1ポイント)で、残り4LapでウィダーがPETRONASをオーバーテイクして9位に入った。
ウィダーはLap62に2回目のピットでジャッキアップ時にエンジンを止めておらず、一旦黒白旗を提示された後、最終的にこれがペナルティに。この決定がかなり時間が経過していたので「長くかかりましたね。」(由良)とのコメント。


カローラAxio
70kg以上のウェイトを乗せているにもかかわらず、上位を走行。L92までトップを走行。
ピット作業でレガシーB4に逆転され、2位に。残り数Lapで、追い上げてきたガライアにもオーバーテイクされ、3位。

EPSON HSV
作戦は他車よりも1ピット多く入り、あたらしいタイヤでスプリントを重ねることでウェイトの軽さを活かすレース戦略。トップから4位あたりを他車とのピットタイミングで上下して走行。もう少しペースが上がれば表彰台も狙える位置で最後のピットアウト。ここでタイヤの取り付けにミスがあり、右リアタイヤが外れた。ピットロード内だったのでローラーでピット位置まで戻して取りつけ直した。これで順位をかなり失い、7位で1Lapダウンのフィニッシュ。この後のレースではウェイトが軽減されるため、他車との差が縮まるので、このレースは大きなチャンスだった。これを考えると残念。

レガシーB4
セパンを休んで開発を行った。4WDからFRに変更し速くなった効果がでた。
「この車はずっと不調だったのでノーマークでしたね。」(由良)
ドライバーは山野哲也と佐々木孝太のコンビ。このコンビは一度300シリーズのチャンピオンを取ったことがある。

紫電
2回のペナルティを受けて、Lap105で故障してしまいガレージへ。

TOMICA Z
L80でバリア突入。左フロントのタイヤが外れたようだった。
「MOLA Zが序盤で下位に沈んでいるのでチャンスだったのだが」(由良)

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