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2008/06/15

[MotoGP] 第6戦 イタリア

G+でTV観戦。

MotoGP第6戦。
ムジェロサーキット

125cc
予選では小山知良選手が10位、中上貴晶選手が15位。
昨年の小山選手はランキング2位だったことを思うと今年はワークスからサテライト体制になったことでバイクの整備が進んでいないことを感じさせる。小山選手はスタートが悪く17番手あたりまで下がり、中上選手にパスされ、最終的にリタイア。ディメリオ(M. Di Meglio)、ブラドル(S. Bradl)、タルマクシ(G. Talmacsi)、テロル(N. Terol)とトップがコロコロと変わる。

125ccクラスの場合、最終コーナーからゴールまでの距離が長い分、最終コーナーでは2,3番手につけていて、ゴール前で抜くのがいいのでは、と解説の坂田和人氏。

最終ラップでコルシ、タルマクシが1,2位となり、エスパルガロ(P. Espargaro)も最終コーナーで狙っていたが、スリップから出るのが速すぎて伸びず3位。
中上選手は16位でポイント取れず。小山選手のKTMは来戦以降にシャシーが変わるらしい。去年はカタルニアでは勝っているので頑張ってほしい。
インタビューでは、
中上選手「セクター4がバイクが曲がらなかった。カタルニアは(昨年スペイン選手権で)よく知っているサーキットなのでがんばりたい」
小山選手「一周目から調子が悪くポイントをゲットしようと思ったが、うまくいかなった」

250cc
予選では青山博一選手が10位、高橋裕紀選手が11位。
シモンチェリ(M. Simoncelli)とバルベラ(H. Barbera)が1,2位争い。最終ラップでシモンチェリがバイクを振ったときにリアがバルベラのフロントに接触でバルベラが転倒リタイア。他にも転倒が多く、シモンチェリとデボン(a. Debon)、ルティ(T. Luthi)が表彰台。高橋裕紀は5位走行で転倒リタイア。解説の青木琢磨さんは「残念ですねー」と声がひっくり返っていた。
青山は5位まで上がっていたが最終ラップでカリオ(M. Kallio)を抜きに行って止まれずにオーバースピードでコースアウトして8位。今年はなぜかミカ・カリオよりもかなり遅くなることが多いのはなぜだろう。

インタビューでは
青山選手「クラッチトラブルがあってスタートが遅れてしまった。午前中にエンジンが壊れてしまったけどその状況でもちゃんとゴールできたのでよしとする。」青山選手のblogを見ると悔しくて眠れなかった、と書かれていた。
高橋選手「リアが滑ったのでフロントを使ってブレーキングで頑張ったらフロントから転んだ。今後、マシンハンデも少なくなるので頑張りたい」

MotoGP
ゲスト解説は伊藤真一選手。
ここはロッシ(v. Rossi)が連勝中(6年間)、かつ、ブリジストンが勝ったことがない。今年のロッシはヤマハ+ブリジストンという組み合わせだ。観客席のロッシの応援がすごいし、ゴールのあとのウィニングランで観客がコース内に入っており観客をよけながら走っていたのは日本では見られないことなので驚き。観客がこんなに簡単にコースに入れるのは危険じゃないの?
結果はロッシ、ストーナー(C. Stoner)、ペドロサ(D. Pedrosa)。
中野真矢選手は9位。
岡田忠行選手が14位フィニッシュでポイントを獲得。岡田選手はホンダの新エンジンをレースで完走させてデータを取ることが目的だったわけだが、アンソニー・ウェストより前でゴールしたので最下位ではなかったし、最後の周回で自己ベストを更新していた。
両足にけがをしながら出走したロレンソは転倒リタイア。
ロッシのリアが滑ったのをみた伊藤選手が「トラクションコントロールがきいてますね」とぼそっと言ったのがおかしかった。

今回は全クラスで地元選手が優勝。これも珍しいのでは?

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