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2008/06/27

[SBK] 第6戦 ソルトレークシティ

JSPORTS1でTV観戦。

ワールドスーパーバイク第5戦。Miller motorsports park
4年ぶりのアメリカラウンド。ソルトレークシティでは初めて。2004年のラグナ・セカ開催以来のことで地元は歓迎ムード。

芳賀紀行選手は右鎖骨骨折のまま出場。33年目で初めての骨折というのが驚き。激しい走りで長期間レースをしているのに骨折が今までなかったとは。怪我の多い選手はしょっちゅう怪我をして1シーズンを棒に振ることもある。怪我をしないことはレーサーにとっては一つの才能かもしれない。

RACE1
スタート時にグリッドを間違えたライダーがいたらしくスタートできずいったんエンジンを止める騒ぎになった。START DELAYEDが宣言され周回が20に減算された。ポールポジションはカルロス・チェカ。日本人選手のグリッドは、芳賀選手 10番手、青山周平選手14番手、加賀山就臣選手8番手、玉田誠選手18番手、清成龍一選手20番手、中冨伸一選手22番手。

4週目でトロイ・ベイリスが転倒。ハイサイドからうつぶせ転倒で後ろから後続が突っ込んできていたのでヒヤリとしたと実況の南條氏、八代氏。無事にコースサイドに避難して本人に大きな怪我はなかったようだ。次の周回で芳賀紀行選手が転倒。

ベイリスがいなくなった後は、同じチームのファブリツィオが3位まで順位を上げてきた。また、加賀山選手が8位、20番手スタートの清成選手がオーバーテイクして10位に。チェカがポールトゥウィン。中富選手は16位、玉田選手19位。芳賀選手、青山選手はリタイア。
チェカの勝利は10年ぶりだそうで、MotoGP効果なのか?

RACE2
コーサーがホールショット。しかし3周目ぐらいにノイキルヒナーにかわされたあと少しずつ後退していく。混戦には弱いところがあるようだ。チャウスが転倒して四つん這いでコースから避難。同じ周回でベイリスがマシントラブルでピット。ポールポジションのチェカは中盤以降余裕を持って走っていて、2位で走行。芳賀選手はRACE1で転倒しても出走し、3位争いの集団で、ビアッジ、コーサーと一緒に走行。

南條氏「走り出したら関係ないですかね」
八代氏「いや。痛いです」

コーサーが3位走行中にスリップダウンで転倒、リタイア。この時点でファブリツィオがビアッジを追い抜いて3位に。
リザルトはチェカが2連勝。ノイキルヒナーが悔しそうにゴール、ファブリツィオが続いて、ビアッジが4位。
このあとに日本人選手が、加賀山選手5位、芳賀選手6位、清成選手7位と続いた。
玉田選手13位。中富選手、青山選手はリタイア。
インタビューではチェカが「次の勝利まで10年じゃなくて2時間だったね」と。

チェカのten kate hondaは日本のワークスとは異なる電子制御(独自開発?)を使っているそうだ。このところノイキルヒナーが好調で、シーズン前半にもかかわらずチームとの契約を延長したというニュースがあった。

解説の八代氏によれば、X線写真を見ると芳賀選手は右鎖骨は4つに折れていたとか。それでも2レースとも出場し、5位というのはすごい。

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