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2010/12/04

[SBK] 2010 第12戦 イモラ

World Superbike
2010年 第12戦 イモラ
放送:JSPORTS ESPN
実況:下田恒幸
解説:八代俊二

コース:
左回り。抜きどころが多く、見る側、走る側に楽しいコース。

予選のスーパーポールは、トム・サイクス(カワサキ)が初ポール。
雨の予選でジョナサン・レイがクラッシュし鎖骨骨折で決勝を欠場。

レース
race 2でビアッジが次戦のマニクールでもシリーズポイントで追いつかれない差を付けて、シリーズチャンピオンを獲得。ハスラムはrace 2でリタイアとなってしまいシリーズ2位。
サイクスは、2レースとも素晴らしい走りで表彰台には乗れなかったが、ポールがまぐれではないことを示した。

「カワサキのエンジンは速いというのはシーズンを通して言われていたことだが、前半はシャーシが決まらなかった。ここにきてシャーシも決まってきた。この調子ならサイクスには来年の残留をチームは希望するのではないか。」(八代)

race 1
スタートは、サイクス、ハスラム、シュムルツ、コーサー。
ビアッジが2度コースオフして順位を最大で13位まで落とした。

サイクスはオーバーペースでタイヤを消耗し、徐々に下げる。
変わってランツィがトップに出て、後ろにチェカ、ハスラム。
チェカは残り5,6周で前にでてハスラムが続く。
最終ラップ、ハスラムはチェカをオーバーテイクするがブレーキングが間に合わずコースオフ。5位チェッカー。

ハスラムが下がったことで芳賀が3位に入った。
チェカ、ランツィ、芳賀でフィニッシュ。

「ハスラムはブレーキングが遅いのが分かっていたので脅威ではなかった。」(チェカ)
「トップを走っていたのは良く覚えていない。来年のためにもここで表彰台が取れてよかった。」(ランツィ)


race 2
スタート
サイクス、ハスラム、ビアッジ、ランツィ。
前半から、チェカが次々とオーバーテイクしてトップ。
トップに立ってからは自分のペースで引き離す。

2位のサイクスをオーバーテイクしようとしたビアッジとハスラムがコースオフ。
「もしかしたら、ミスを誘う間合いを持っているのかもしれませんね。」(八代)

L11でハスラムが白煙を上げてストップ。この時点でビアッジのチャンピオンが決まった。
ビアッジはここから大事に走り5位チェッカー。

後方から上がってきた芳賀がサイクスをオーバーテイクして2位に。
サイクスはクラッチロウを抑えながら3位を走行したが、最後にクラッチロウに抜かれて4位。

「race 1でコースアウトしたが転倒しなかったのであきらめなかった。race 2 はセッティングを変更したらよい感触で走れた。」(ビアッジ)

ビアッジはイタリア人では初のSBKチャンピオン。

「芳賀は滑らかな走りが戻ってきた」(八代)。2レース連続の表彰台。

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