2010年
第4戦 sepang
実況:中島秀之
解説:由良拓也
ピットレポート:高橋二郎
レース
52Lap
最終結果
順位 | チーム | ドライバー | ゼッケン |
---|---|---|---|
GT500 | |||
1 | カルソニック IMPUL GT-R | 松田 次生、ロニー・クインタレッリ | 12 |
2 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲、ブノワ・トレルイエ | 23 |
3 | ウイダー HSV-010 | 小暮 卓史、ロイック・デュバル | 18 |
4 | ENEOS SC430 | 伊藤 大輔、ビヨン・ビルドハイム | 6|
5 | RAYBRIG HSV-010 | 伊沢 拓也、山本 尚貴 | 100 |
GT300 | |||
1 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 | 谷口 信輝、折目 遼 | 7 |
2 | ARTA Garaiya | 新田 守男、高木 真一 | 43 |
3 | COROLLA Axio apr GT | 井口 卓人、国本 雄資 | 74 |
4 | JIMGAINER DIXCEL DUNLOP F430 | 田中 哲也、平中 克幸 | 11 |
5 | HASEMI SPORT TOMICA Z | 星野 一樹、柳田 真孝 | 3 |
予選結果
500クラスのポールポジションはCALSONIC IMPUL (松田、クインタレリ)、300クラスのポールポジションはJIM GAINER フェラーリ(田中、平中)。
日産、柿本総監督「3戦して24号車が一勝というのは悪くないが、表彰台の数が少ない。晴れたら90%の確率で優勝できる。」
本山「エンジン、タイヤ、車をいろいろなトライする中での3戦。今後は3戦全勝するつもりで。」
紫電はミッショントラブルで予選タイムがなく、嘆願書で出走。
RX-7は午前中にタイロッドを交換。
タイヤ選択はミディアムが多く。ミディアムハードもある。JIM GAINERはダンロップのハードタイヤを空輸して装着。
JIM GAINER DIXCEL DUNLOP F430
ポールポジションスタート。選択したハードタイヤのタレが早く、10Lapあたりからおかしい。17Lapでかなり早目のタイヤ交換のピットイン。
「交換したタイヤが同じハードタイヤだとすると、厳しい。」(由良)残りのLapを平中で走りきる。
RAYBRIG HSV
伊沢のRAYBRIGのペースが良い。28Lapで山本に交代する。usedタイヤを装着。
山本はCALSONICに追いつき2コーナーで無理にイン側に入って接触。スピン。
この行為に対してドライブスルーペナルティ。
「結果論だが、車は速かったのでここで抜かなくても抜けた。」と山本。
この後、MOTULに当てられ、ドライブスルーを消化して優勝争いから後退。
カルソニック IMPUL GT-R
トップで走行中、RAYBRIGに当てられてスピン。RAYBRIG、MOTULのドライブスルーなどにも助けら優勝。クインタレリはセパン2連勝。終わった後のタイヤを見ると、RAYBRIGとの接触はホイールに傷があり、シャーシには傷がなかった。タイヤに当たっていたらピットインしてレースが終わっていたかも。
MOTUL AUTEC GT-R
CALSONICと接触した後のRAYBRIG に接触してドライブスルーペナルティ。
しかし、CALSONICの後ろの2位でチェッカー。
ARTA HSV-010
スタート後CALSONICについて2番手。残り9Lap以降、後続にパスされて順位を落とす。井手が熱中症で緊急ピットイン。
ENEOS SC430
遅い300クラスをパスするときに追突してフロントカウルを傷めた。しかしそのまま走り続けることはできて3位。昨年は不運なことが多く、おなじような展開でもリタイアしたが、今年は何かあっても走りきっている。「ビルドハイムは単独での速さがあるが、300クラスの処理がまずいのだが、今回は良い」(由良)
KEIHIN HSV-010
HSV上位だったのに、ランボルギーニのスピンに巻き込まれてスピン。リタイヤ。
M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7
チームスポンサーがマレーシア企業。雨宮監督はマレーシアでは大人気、という「ホーム」レース。
タイヤ無交換は難しく、タイヤは交換した。大きなリードで最後の5Lapぐらいではかなりスピードを落としてチェッカー。レース後コメントでは「左タイロッドが曲がってしまい、岡山の展開が頭に浮かんだ」(折目)。実はぎりぎりのレース。タイヤはエンジニアが「おさえ」で持ち込んだものがコースにマッチしていた。RX-7は7年めの参戦。
COROLLA Axio apr GT
タイヤ交換時に映ったホイールはリムが曲がっていた。「これでよくパンクしませんでしたね。運がいい」(由良)
2位を狙える位置で、HANKOOKポルシェをストレートでフロントからパス。
その後、ブレーキングのためにアウト側に振って後ろから追い付いたポルシェと接触。ポルシェはスピンしてリタイア。この接触でドライブスルーペナルティを受けるが3位に復帰。「300クラスではそれだけちゃんと走っているマシンが少ないということですね。」(由良)。
井口はそれほど悔しそうな表情もせず一応満足気だが、国本は悔しそう。
熱中症
今年もクールスーツのトラブルが発生。ARTAの井出はクールスーツが故障(か、つながっていなかった?)。ウィダーの小暮もクールスーツがアウトラップで故障した。「最後にパスされたのは集中力不足」と小暮。
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