Coke Zero 400 powered by Coca-Cola
放送:G+
実況:福徳一志
解説:天野雅彦
デイトナは路面が痛みが激しく、ところどころパッチを当てている。
この夏のレースに向けてさらに痛みが進んだ。このレースの後、舗装をし直すので、今のグリップの悪い路面でのレースはこれが最後。
降雨のためスタートが1.5時間ほど延期され、安全のためのコンペティションコーションが15周目に入る。予選が雨で中止のため、ポイント順のスタート。
ボビー・ラボンテが600レース目で、運転席に座ったままで "Start Your Engines."。
順位 | ドライバー | ゼッケン | スポ ンサー |
---|---|---|---|
1 | ケビン・ハービック (Kevin Harvick) | 29 | Shell / Pennzoil |
2 | ケーシー・ケイン(Kasey Kahne) | 9 | Budweiser |
3 | ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon) | 24 | DuPont |
4 | デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.) | 88 | National Guard "8 Soldiers 8 Missions" / Amp Energy |
5 | ジェフ・バートン (Jeff Burton) | 31 | Caterpillar |
6 | カール・エドワーズ (Carl Edwards) | 99 | Subway |
7 | カート・ブッシュ (Kurt Busch) | 2 | Miller Lite / Vortex |
8 | リード・ソレンソン (Reed Sorenson) | 83 | Red Bull |
9 | マイク・ブリス(Mike Bliss) | 71 | TRG Mtrsprts / TaxSlayer.com |
10 | スコット・スピード (Scott Speed) | 82 | Red Bull |
デイル・アーンハート・ジュニア
前日のネイションワイドのレースで父親の記念すべきゼッケン8号車で出走し、優勝。車は自分のチームのではなく父の所属したRCRの車。クルーチーフのランス・マグルーは「優勝は優勝だ。今のジュニアには自信がつくので良いのでは。」とコメント。
7番手ぐらいまでは上がって行くのだが、ドラフトがうまくいかず順位を20番手まで下げたりして、上がったり下がったりを繰り返していた。幸運なことに、順位がかなり下がった時に大きなクラッシュがあり、影響を受けなかった。上位がクラッシュで脱落していく中でクラッシュに巻き込まれず粘って4位。目立たない走りの方が順位がいいのか。
サム・ホーニッシュ ジュニア (Sam Hornish Jr.)
トップ集団でねばって走り最後まで上位についていける車だった。ドラフティングには慣れていないようで、カート・ブッシュが下がってしまってからその列に入ったりとちぐはぐなことをしていた。
リードラップをかなり維持して走り「サム・ホーニッシュがここを元気に走るのは初めて見るぐらいのかんじですね。」(天野)
シングルフィニッシュ目前の残り2Lap付近で、カート・ブッシュとエリオット・サドラー (Elliot Sadler)の間を抜けようとして当たってしまい、いい走りをしていたサドラーをリタイアさせた。カート・ブッシュにも結果的にダメージを与えて自分はリタイア。「今年でペンスキーの契約が切れる。来年以降の契約を得るのは正直言ってかなり厳しい。ペンスキーは最近若いドライバーを見つけてくるのがうまいから。」(天野)
Big One
残り13Lap付近で大クラッシュが発生。19台が関係する大クラッシュ。カート・ブッシュとジェフ・バートンが当たり、カートがバランスを失ってスピン。
カート・ブッシュがコース上を滑りながら横断して戻ってくることを警戒したドライバーがブレーキを踏んで玉突き多重衝突。これで赤旗中断。
マーク・マーティン (Mark Martin)は車が炎上。ピットに止めて脱出し、観客から拍手を受けていた。
タイヤトラブル
ジミー・ジョンソンとカイル・ブッシュにタイヤやホイールのトラブルが発生。どちらもピットで修復。
カート・ブッシュ
トップ争いもできた車で上位を走る。終盤に2度クラッシュで車を修理することになり、順位はかなり落ちた。「ランキングを考えると上位がクラッシュしているので車がぼろぼろになっても走りきることが重要」(天野)。final lapでもエドワーズがカートをブロックする形になりクラッシュしたが走りきった。7位フィニッシュ。
ペンスキー vs リチャード・チルドレス
ペンスキーの車とリチャード・チルドレスの車が3台ずつ上位にいる状況で終盤。
「RCRの方が平均すると実績が高いドライバーが揃っている。」(天野)。ハービック、ボーヤー、バートン。ハービックとバートンは入賞したが、リスタートで前にいたボーヤーはWhite checker後にクラッシュしてしまい17位。リチャード・チルドレスはスポッターの位置にいてレースを見ていた。どのドライバーのスポッターだったのかは不明。
ケビン・ハービック
トップ争いからずるずると下がって行ったが、残り40周付近で再び浮上。「ボーヤーと組んで上位に上がろうという作戦を考えていたが、並んでリスタートになってしまった。できるだけのことはしたがケインとジェフ・ゴードンが入ってきて思うようにいかなかった。ボーヤーはクラッシュしてしまったね。」
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