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2010/08/06

[NASCAR] 2010 第15戦 ブルックリン

NASCAR 2010 第15戦 ブルックリン 
Heluva Good! Sour Cream Dips 400

放送:G+
実況:藤田大介
解説:福山英朗
3.6km(2マイル) × 200 = 720km (400マイル)

ターン18度、フロント12度、バック5度

バンクが浅く、コース幅が広いのでラインの自由度があり、3ワイドも良く見られる。
コースが広くアクシデントが少ないことからノーコーションレースもあり得る。燃費レースになる可能性が高い。


最終結果


順位ドライバーゼッケンスポ ンサー
1デニー・ハムリン (Denny Hamlin)11FedEx Ground
2 ケーシー・ケイン(Kasey Kahne)9Budweiser
3カート・ブッシュ (Kurt Busch)2Miller Lite / Vortex
4ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24National Guard Job Skills / DuPont
5トニー・スチュアート(Tony Stewart) 14Old Spice / Office Depot
6ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)48Lowe's
7デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)88Amp Energy / National Guard
8ジェフ・バートン (Jeff Burton) 31Caterpillar
9グレッグ・ビフル(Greg Biffle) 163M
10ジョーイ・ロガーノ (Joey Logano) 20The Home Depot

トラビス・クバピル (Travis Kvapil)のペナルティ
タイヤの空気入れバルブに細工をして、内圧が上がりすぎないように調整できる仕組みを使っていた。レギュレーションに違反したため、ドライバーズポイント、オーナーズポイントを150減点、クルーチーフ、カーチーフが5週間出場停止。
内圧が上がるとグリップが下がるのでこれを防止し車を良い状態に保つためのズルだった。

デイル・アーンハート・ジュニア
10位以内のフィニッシュは久しぶり。スタートが20位以下。リアがずるずるでオンボード映像ではステアリングの修正が多い。10位から15位ぐらいまで上がって最後のリスタートでジェフ・バートンに煽られながら7位キープ。ある意味、ジェフ・ゴードンありがとう、状態。リードラップも取らず満足できる車ではなかったようだが、7位で少しシリーズ順位を改善。

カート・ブッシュ
1位スタート。リードラップも取っていたが、いつものリスタートの切れ味がなく、ハムリン、ケインにパスされて3位。リスタートが遅かったのは本人も意識していた模様。


リスタートの整列
日本のスーパー耐久やスーパーGTなど混走するレースでリスタートする場合、整列は順位の通りではないことがある。この場合、ラップダウンなのに前にいたりするが整理しない。
NASCARでの整列に関して福山さんの説明では「NASCARオフィシャルからスポッターに指示があり、スポッターからドライバーに、「○号車の後ろ」と指示が飛ぶ。」とのこと。日本でもこの程度のことはやればいいのに。

トニー・スチュアート
一度、2タイヤでポジションを上げ、それを維持し続けた。車は決してよくない、という状況だったが、なんとか乗り切ったというところ。

全体では静かなレース
コーションは4回発生した。が、大きなクラッシュや車がからんでの喧嘩のようなやり合いはなく、速い車が前に行くレース。最後の2,30lapでは大きな順位変動もなく、ハムリンは順位をキープして優勝した。静かすぎるレースでオフィシャルが盛り上げようとした形跡もあり、最後の17Lapぐらいでのデブリーによるコーションではデブリーがあったかどうか。「NASCARはデブリーをさがす、と言われていますからね。」(福山)
ハムリンも「デブリーが発生するんじゃないかと予期していたよ。」とちょっと皮肉なコメント。

空力重視のレーストラック
ハイスピードでリストリクタープレートのないレースで、車体の空力が重要。
フロントグリルの隙間を最小限に抑えて空力をかせぐため、ケインなど数台はオーバーヒート気味。

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