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2009/05/19

[PTA] 動員される会で話さない講師が増えるとうれしいかもしれない

川端裕人さんのblogを読んでいたら「動員」される会では話さないことにしよう(これから)というエントリがあった。そういう講師の方が増えるとこちらとしても助かります、と本部(の保護者側の立場)としては言いたい。

単Pのレベルでも イベントへの「動員」を委員会に割り振ってしまうことがある。これには三通りあり、
  1. ある役割(たとえば、地域教育座談会の書記の役割、とか)をある人数で用意することになっている場合
  2. ある会議の参加者(PTA指導者研修会に各委員会が参加)を決める場合
  3. ある会議のサクラとして聞きに行く場合
がある。1と2は、本部や市P連、教育委員会などがやることの内容を計画して人数を割り振る。あるいは自分たちが計画するイベントの場合もある。それに必要な役割(●●委員会が2名、というような)の参加をお願いするというもの。これはPTAの活動の一環と言えなくもない。
問題は3の場合で、これは、全世帯にお便りを配布するのだが、うちの学校のPTAでは常任委員会の中で最低限の出席者(これは主催者側から割り当てが学校に「三人以上でお願いします」等と来るらしい。その依頼文書を見たことはないが)を割り振ることが多い。

毎年開催される会議の場合は●●委員会に何人お願いする、というレベルにまで詳細化されていることが多い。常任委員会の引き継ぎの段階で、ほとんどの委員会で「この委員会の人は何月ごろの●●会議に2人出ることになっています」という引き継ぎがされていて、4月の時点で役割として割り振られていることが多い。委員になっている保護者にしてみれば「業務の一環」としてとらえられているのかもしれない。だからといって出席のためのスケジュールのやりくりなどが(特に月末だったりすると)簡単だとは言えない。無理にお願いしている場合がほとんであるのは事実としては変わらない。

「聞いてみたら面白かった」、「役に立った」という感想をおっしゃる保護者が大半なので「良かったのかな」と思いがちだ。というか、そう言ってもらえると正直言うとほっとする。でも、それでいいのか、という反省は「去年も やっていたことだから今年もお願いします」と言ってしまった現本部の自分たちには必要なんじゃないかとも思う。

空席が多いとせっ かく来ていただいた先生に失礼だから、という理由づけも動員の動機の一つだが「動員」で席を埋めるのも失礼なんじゃないか、という気もする。 今回の「動員」をお願いした早稲田大学人間科学学術院教授の菅野純氏の講演会(「子どもの心のケア」)は聞きたかったのだけれど開催が月末で仕事のスケジュールが合わず自分は断念。

本筋じゃないところで川端氏のblogにおどろいたことは、「報酬は「菓子折程度」のこともよくあるわけで」というところ。え?そうなの?講師もほとんど「奉仕」に近いのね。往復時間と菓子折り代を考えたら合わないと思う。

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