NASCAR
sprint cup シリーズ 第5戦 FOOD CITY 500
2009年3月22日 アトランタ・モーター・スピードウェイ
放送:G+、解説:桃田健史。実況:藤田大介。
0.533マイルを500周。266.5マイル.
バンクはターンで30度。昔は36度だった。ピットウィンドウは140から150周。コンクリート路面のサーキット。「アスファルトよりは滑りやすいが、同時に、タイヤは摩耗しない。」桃田氏。
最終順位
カイル、カートと2連勝した後、再びカイルで兄弟3連勝。
国歌はAshton Shepherd。Frank Beamer(乱射事件で有名になったヴァージニア工科大学のフットボールコーチ)が "Start Your Engines"。
ペースカーはShelby GT-500。
ショートサーキットはNASCARのレースで最も体力を使う。ブリストルはバトル中のバトル。ぼこぼこにぶつかる。
ポールポジションはマーク・マーティン。2番手はライアン・ニューマン。
レース序盤はジミー・ジョンソンがトップ。中盤以降はカイル・ブッシュがトップを支配した。
残り6周でジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)がエンジンをブローさせてイエローが発生。
グリーン・ホワイトチェッカーになり、カイル・ブッシュが2位を抑えてチェッカー。
スポンサー撤退相次ぐ
トラビス・クバピル (Travis Kvapil)はスポンサー撤退によりこのレースが最後のrideになる。デイブ・ブレイニー (Dave Blaney)もスポンサーがなく車体のペイントが白い。A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)は年間スポンサーが未定のため終わりまで走れるかどうかという話しもあり、アメリカの不況の影響を受けている。
ショートトラック
桃田健史氏によるショートトラック解説。
「ショートトラックではラップダウンするとどんどんラップダウンしてしまう。蟻地獄のようだ。」
「コーナー入り口でどのくらい減速させるのか、アクセルをどのくらいオフればいのかが難しい。」
ステアリングは切ったままで戻し切らない。
ペンスキー
「ペンスキー レーシング (Penske Racing)は最後の居場所。ここでダメだったら引退しかない。」桃田氏。
カート・ブッシュがどこのチームにも行き場がないとき、ペンスキーに入った。前回のアトランタでは優勝できたので、整備力が弱いというわけではない。
アンブローズとモントーヤ
どちらかといえばロードコースが得意なアンブローズとモントーヤがトップ10でフィニッシュした。どちらもかなり頑張った成績だ、というのが桃田氏の評価。
オーナーズポイント
次の第6戦からは、オーナーズポイント35位以内の車は予選なしで本戦出場できる。それ以外の車は8台の枠を予選で争うことになる。ブリストルではポイント順位で下位の車はポイントかせぎをする。NASCARウェブサイトのポイントシステム解説。
ラッキードッグ
イエローフラッグ発生時に周回遅れの先頭の車が、リードラップに戻れる制度である「ラッキードッグパス」の由来を初めて聞いた。デビッド・ルーティマン(David Reutimann)のスポンサーであるAaron'sのキャラクターが「ラッキードッグ」という犬のマスコット。このAaron'sの冠で始まった制度だから、ということのようだ。デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)が、カイル・ブッシュに周回遅れにされ2度ラッキードッグパスで救われた。
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