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2009/05/05

[フォーミュラ・ニッポン] 2009 第1戦 富士

フォーミュラ・ニッポン
2009年4月5日(日) 富士スピードウェイ
放送:JSPORTS
実況:ピエール北川
解説:土屋武士、本山哲(ゲスト)

最終結果


12ブノワ・トレルイエLAWSON TEAM IMPUL
241伊沢 拓也 DOCOMO TEAM DANDELION RACING
320平手 晃平ahead TEAM IMPUL

今年の車は
高速コーナーがすごく速い。エンジンは50馬力ほどupした。ホンダとトヨタのレース専用3.4Lエンジン。
事前テストが天候が不順のため、テスト時間が少ない。
オーバーテイクシステムが付いた。
オーバーテイクシステム
ボタンを押すと10300のレブリミッタが20秒間400回転伸びる。5回使える。使うたびにロールバーのLEDが点滅して終わると消える。LEDは前を走る車からは見えるが後ろを走っている車からは見えない。点灯のタイミングはボタンを押した5秒後から。

ルールの変更
金曜日のフリー走行がなくなった。ドライバーからすれば今の時点ではそれは気にならない。
ピット1回は義務付け。
ポイントシステムは昔に戻った感じ。

ドライバーの変化
若手の参戦が多い。平均年齢が26.1歳(第1戦の時点)。「僕と武士が(笑)平均年齢を上げていたので」(本山選手)
最年長は33歳の立川選手。
「自分がデビューしたころは星野さんが(40代で)まだ走っていた」(本山選手)
「ちょっと前ならまだ若手といわれた年齢」(土屋選手)

アクシデント多発
石浦がスタートでエンジンストールでピットから1周遅れスタート。
スタートの1コーナーでデュバルと小暮が接触して小暮が遅れる。
16周で松田がロッテラーに突っ込まれてリタイア。

TVインタビューでは平手選手が「2008年は勝っても"リバース"と言われた。今年はリバースグリッドもないので、実力で勝ちたい」というような発言を。リバースグリッドはここまで台数が少ないと面白くならないので2009に使わないのは正しい判断のような気がする。

決勝:

オーバーテイクシステムは使い方の上手下手が初戦ということもあって別れた。デュバルはコーナーの手前でスイッチを押すがオーバーテイクできず。小暮は押すたびに一台パスする感じでうまく使えていた。塚越はオーバーテイクで出たスピードでブレーキポイントが遅れてコーナーではみ出す、など、上達する必要がありそう。
本山選手によれば、「スタート時には前も後も距離がないため、1回、2回は使うはず。相手が使うと自分も使うことになる。」「押すと自分のボタンも押す感じですね。」

トレルイユ選手がリードしながら最後までオーバーテイクシステムを残していることについて、
「大人になりましたね。それか、、ブノワっぽいところで言うと付いていることを忘れているとか(笑)。余らせたら次で10回使いたいですね。」本山選手。
「若いドライバーはボタンを押しなれているけれど、オジサンは押しなれていないから」土屋選手。

小暮の車は燃料ホースが入りにくく、ピットでホースがささらないために数秒をロスしてしまう。もともと、燃料が少なめでスタートしていたのでピット作業は長いのだが、ここでさらにタイムロス。

ピットインまではリードしていた伊沢はピットアウトのアウトラップでトレルイユにオーバーテイクされた。前も後もオーバーテイクボタンを使う状況だった。
トレルイユは最後までリードを保ちチェッカー。
塚越と大島のライバルどうしのルーキー対決は最終周までせりあって6位争いをしており、最終周に入った時点で後ろにいた塚越がどこでパスしたのか最後にはリードした。大島選手の髪が緑色なのは舘監督の指示だそうだ。

表彰台インタビューで星野監督が「東名も安くなることだし、こんなに面白いレースはないんだから、みなさん、鈴鹿に来て応援よろしくお願いします。」と言っていた。8チームで13台のレースになった今年のFN。レースクイーンが少ないため、カメコも減少するだろう。

ピエール北川は、サーキットアナウンサーが一番生き生きしているが、実況はこのフォーミュラ・ニッポンが一番はまっているように感じる。WTCCやモトバトルは少し時間が短くて内容をこなすことが優先になるため、「あそび」が少ないかもしれない。

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