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2009/05/28

[NASCAR] 2009 第7戦 テキサス

NASCAR
sprint cup シリーズ 第7戦 SAMSUNG 500
2009年4月5日 テキサス・モータースピードウェイ
放送:G+、解説:福山英朗。実況:藤田大介。

高速コース。

バンク角24度は通常だが、コーナー出口でバンクが寝るのが早いため滑りやすい。

1.5マイルを334周 501マイル。


最終結果

順位ドライバーゼッケン
1ジェフ・ゴードン(Jeff Gordon)24
2ジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)48
3グレッグ・ビフル(Greg Biffle)16
4トニー・スチュアート(Tony Stewart)14
5マット・ケンゼス (Matt Kenseth)17
6マーク・マーティン (Mark Martin)5
7フアン・パブロ・モントーヤ (Juan Pablo Montoya)42
8カート・ブッシュ (Kurt Busch)2
9ジェフ・バートン (Jeff Burton)31
10カール・エドワーズ (Carl Edwards)99

Lewis Warren Jr.がピアノで国歌演奏。
グランド マーシャルが "Start Your Engines"。
NASCARはサポートイベントがないので、この掛け声でエンジンをかけるまでは他のレースで車が走ったりすることはないらしい。

ここまで47戦無勝利のジェフ・ゴードンが終盤トップに立ち、ジミー・ジョンソンに追い上げられたがリードを守ってチェッカー。

デビッド・ルーティマン(David Reutimann)
昨年の予選で大クラッシュしていた00号車に乗り、ポールポジション。車は決まっていたようで序盤にはリードラップを取る活躍。「家族はTVに釘付けでしょうね」(福山氏)。父親もドライバーだったそうだ。マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)のチームでフル参戦。ウォルトリップはチーム設立3年め。2009シーズンは調子が良い。

ラグナット

タイヤを止めるラグナット。NASCARではタイヤ交換の際、タイヤ側に接着しておき、それを電動工具を使ってねじ込む。このレースではピット作業でラグナットが飛んでしまう事故が多発。カイル・ブッシュ (Kyle Busch)、エドワーズ、デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)の作業でラグナットがはずれることによってピット作業が遅れたり、再ピットインが必要になった。
映像ではジュニアのクルーが落ちたラグナットを持って「ここにあるよー」と手を振っている。ジュニアはこれの影響などで下位転落。


カール・エドワーズ

レース前のインタビューで、「運を味方にすることと、ピット作業」と。
しかし、危惧していたとおりトップ争いをしていた終盤のピット作業に遅れが出て、10位まで転落。

トニー・スチュアート

新チーム設立以降の活躍は見事。
「同じく自分のチームを立ち上げたロビー・ゴードン (Robby Gordon)が苦労しているのと比べると、素晴らしい。暴れん坊で時々短気を起こして無駄なクラッシュが多かったが、今はオーナーになってそろばん片手に走るようになったのでは」(福山氏)。

ジュニア

車がまったくペースがあがらず、リアがルース(「tail happy」 と福山氏)。
ピットで2タイヤ交換のギャンブルによりトップに立つ。が、このリスタートで周回遅れのカイル・ブッシュが車を左右に振ってジュニアに当てたことにより下位転落。
このあと壁をこするクラッシュもあり、周回遅れまで落ちカイルよりも後ろでフィニッシュ。
ジュニアの加入によりジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)に移らざるを得なかったカイル・ブッシュ。それ以来ジュニアのことを敵視しているかのようで、今回も、カイルのテクニックから考えると過失ではなく故意に車を振ったかも。カイルがヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)の車を追い越す時、「わっはっは」と笑っているという話はアメリカでは有名らしい。
ジュニアはこの調子だと2009年のチェイスは無理かもしれない。


カイル・ブッシュ

何をあせっていたのかバタバタなレース。
ジョン・アンドレッティに幅寄せを仕返ししてパンクし、緊急ピットイン。
その後、ピットでラグナットを飛ばす。ピットスピードオーバーによる黒旗ペナルティなどもあってラップダウンから抜けられず。

ジェフ・ゴードン

2008シーズンは一勝も挙げられず、もう引退かという時期もあった。今は、妻子を自宅において自分は一人でレースに集中。130周で4位まで順位を上げたあと、220周でのイエローでビフルなどがピットインしたときのステイアウトでトップへ。そこから、そのトップを維持して優勝した。

インタビューでは、久しぶりなので全スポンサーに感謝したいと名前を挙げて感謝した。が、すぐに名前が出てこないスポンサーも多く、弱小スポンサーはちょっとかわいそうだった。

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