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2011/10/30

[IndyCar] 2011 第13戦 ニューハンプシャー MoveThatBlock.com Indy 225

IndyCar
2011年 第13戦 ニューハンプシャー
MoveThatBlock.com Indy 225

放送:GAORA
実況:村田晴郎
解説:松田秀士、松浦孝亮

1マイル 225L
フュエルウィンドウ 66L
バンク 7度

13年ぶりのインディカーレース開催。

push to passは20回

決勝結果
1 28 Hunter-Reay, Ryan
2 2 Servia, Oriol
3 9 Dixon, Scott

雨レース
雨が降りそうなのでスタートを30分繰り上げ。
日本のレースでスタートを早めるということは珍しい。インディはこういう運営もするのだなあ、と感心した。
76Lで雨のためにコーションラップ。そこから再開。
この時点でもグリップが落ちていたため、何台かがクラッシュ。
最後の10Lまでにも雨のコーションラップがあり、再度リスタート。しかし雨量が多かったためコースが滑りやすく、ダニカ、佐藤などがスピンして結局終了してしまった。
運営側の判断ミス。
競技委員長のバーンハートは生放送のTVスタジオに現れて、謝罪。
「こういう説明が非常に大事。」(松田)

佐藤琢磨
トップ集団に入ってのレース。
76Lの雨コーションでは、ジミー・バッサーが、「アイオワでミスをしたので、同じことををするなよ、と。ここまでは良い。雨で中止も考えに入れた作戦。」
ダリオとの接触でパンクしてテールエンド。
最後のリスタート。リードラップには残っていたが、雨の中でスピンしてダニカを巻き込んでしまった。
レース後は、佐藤よりもバッサーがレース運営に対して怒っていた。

ライアン・ハンターレイ
トップのダリオがクラッシュでいなくなり、トップに立って、雨の中を走行。リスタート以降のクラッシュで順位がどうなるか、というところだった。
結局、リスタート順となって優勝。

新型シャシー一年延期
ダン・ウェルドンがテスト走行。テスト自体は問題なかったのだが、経済状況を考慮してチーム負担を減らすため、導入は延期と決定。アメリカでもモータースポーツのチーム経営は厳しいようだ。

ウィル・パワー
ダリオがクラッシュでリタイアしたのでチャンスだったのだが、最後のリスタートでクラッシュしてしまう。このクラッシュで頭にきたらしいパワーはTVに向かって両手の中指を突き上げた。
これがTVで繰り返しリプレイされ、youtubeにも上がった。その後、パワーは全面的な謝罪コメントを発表した。5位。

アレックス・ロイド
35Lでラップダウンに。
デイル・コインレーシングのオーバル専門としてドライブしている。「そのロイドでも無理。」(村田)
デイル・コインのロードコースはブルデーがトライブ。