2009年5月16, 17日 フランス ポー(Pau)
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
ストリートコース 2.76km。
狭く、歩道が迫っており、ガードレールまでの距離がない。
予選ではBMWが安定して速い。補正ウェイトはワークスがほとんど40kgに並び条件がそろってきた。
予選のポールポジションはプリオールだったが、車両違反で降格。
前レースで、BMWからセアトのディーゼルに関する抗議があり、車両検査を行った結果、ターボの過気圧のオーバーがあり、記録抹消された。
Round 7
最終結果
1 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
2 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
3 | ヨルグ・ミュラー(Jorg MULLER) | BMW 320si |
4 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
5 | エルナンデス(Sergio HERNANDEZ) | BMW 320si |
スタートではファーフスがトップにいたが、ハフが第4コーナーで飛び込みパスした。そのままハフはブロックラインをしっかり守ってチェッカー。後ろではバンパー・トゥ・バンパーの争い。
「LADAはヨーロッパラウンドでは予選の12,13番手に来ることもある。新型投入の予定もある。」ピエール北川。
メヌはチェッカー直前まで6位にいたが、race 2のリバースグリッドのポールポジションを狙って8位までわざと下がりチェッカー。
ハフはモロッコからの連勝。
Round 8
最終結果
1 | メヌ(Alain MENU) | Chevrolet Cruze |
2 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
3 | ハフ(Robert HUFF) | Chevrolet Cruze |
4 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
5 | ザナルディ(Alessandro ZANARDI) | BMW 320si |
メヌはポールからスタートしたが、エングストラー、ポルテイロに前に行かれてしまった。ポルテイロはパスできたがエングストラーの後ろについて2番手。インデペンデントのエングストラーはメヌよりも車が75kg軽い。
1Lap目で、クラッシュが相次ぎ、赤旗中断。
このとき、セーフティカーがコース上に入ったところにエングストラーが後ろから突っ込み大クラッシュ。
「セーフティカーがあの角度で入ったのが正しいのか、ということですね。あの位置に入る必要はない。」木下氏。
ブラインドコーナーの出口でいきなりコース中央にセーフティーカーが入り、エングストラーとしてはどうすることもできず追突。
再スタートはメヌがポール。2位にファーフスが接近。3位争いは、ハフとプリオールのイギリス人どうし。
イギリスで走ったことのある木下氏によると、イギリスは「良いチーム、良いドライバー、良いサプライヤーが揃う。」
19Lap(一周追加されているため、残り2Lapの周回)で、ラリーニと地元ケイロールのクラッシュで再び赤旗となり、そのままレース終了。何もなかったround 7と違い、クラッシュの多いround 8となってしまった。
メヌ、ハフともに順位を維持してチェッカー。
2レースを通して、セアトは下位。パスされても抵抗せず抜かせているので、ピエール北川と木下氏は、抗議なのかここで順位を下げて次のスペインで何か策があるのか、と盛り上がっている。
BMWは連続未勝利のまま。
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