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2009/07/03

[MotoGP] 2009 第4戦 フランス

MotoGP 2009 第4戦 フランス ル・マン ブガティサーキット
2009年5月17日 
放送:G+

コース長: 4185m
コース幅: 13m
右コーナー9, 左コーナー4
最長ストレート 450m

125cc

実況:右松健太 解説:坂田和人

結果順位
順位ライダーチーム
1シモン(Julian SIMON)Bancaja Aspar Team 125cc
2フォルガー(Jonas FOLGER)Ongetta Team I.S.P.A.
3ガデア(Sergio GADEA)Bancaja Aspar Team 125cc
5中上貴晶Ongetta Team I.S.P.A.
--小山知良Loncin Racing

雨のレース。小山はレインタイヤをうまく使い予選9番手からスタート。
雨で転倒が相次ぎ、転倒後に復帰したものも含めると35台中20台が転倒。

前戦スペインでは、イアンノーネ、シモンともに優勝できず、流れが一旦途切れた。
このレースでもイアンノーネは転倒したのち、復帰して7位。シモンは大事に走って優勝。

また、スペインでも追い上げが光ったフォルガーが今回も速く2位表彰台。中上と同じチームでMotoGPアカデミーの今年の卒業生のルーキー。
先頭を走っている選手も続々と転倒する。オリベとマルケスはオリベの転倒にマルケスが巻き込まれて2台転倒した。
小山は10周で7位走行中に転倒リタイア。

 完走は15台で全員がポイント獲得。

中上はインタビューで満足そう。
小山は「攻めた結果の転倒なので」と納得。

250cc

実況:青木源太 解説:上田昇

結果順位
順位ライダーチーム
1シモンチェリ(Marco SIMONCELLI)Metis Gilera
2ファウベル(Hector FAUBEL)Valencia CF - Honda SAG
3ロカテリ(Roberto LOCATELLI)Metis Gilera
8青山博一Scot Racing Team 250cc
--富沢祥也CIP Moto - GP250

WET RACE宣言。
全員がレインタイヤ。
タルマクシはマネージメント会社のトラブルで出走できず。

125ccに続いてこのレースでも転倒が発生。
青山はスタート直後の1コーナーでコースアウトしてしまい、戻るがその後もペースが上がらず、徐々にパスされて順位を落とし、一時は10位まで下がる。その後、ねばって8位ポイント獲得。

シモンチェリはセーフティーリードを維持しつつ、安定したペースで周回する。一度ハイサイドになったが転倒は免れるとその後はまた安定して走り続け、18秒以上の差を2位につけて優勝。
2位争いは、デボンとルティがいたが、デボンが転倒しバイクが前を走るルティのリアをすくってルティも転倒。ルティはリタイア、デボンは復帰後再転倒リタイア。
「デボンはブレーキングミス。いわゆる握りゴケ状態。雨なのでこけた後に速度が落ちず、ルティの後輪に荷重がかかっていない状態に当たってしまった。」上田氏。

この転倒で、2位ファウベル、3位ロカテリになった。ファウベルは250ccで初表彰台、ロカテリは33歳べテラン。

青山とシリーズポイントを争うバウティスタも4位に入りポイントを確保。

青山「セッティングをはずしたわけではないが、レース中のペースが上がらなかった。」
富沢は首にギブスを巻きベッドにいる状態でのコメント「バイクと一緒に転んだ。戻ってからクビに痛みを感じてびっくりした。」


「青山はいい仕事をした。現状のベストを尽くしたと思う」上田氏。

MotoGP

実況:寺島淳司 解説:青木宣篤、辻本聡

結果順位

順位ライダーチーム
1ロレンソ(Jorge LORENZO)Fiat Yamaha Team
2メランドリ(Marco MELANDRI)Hayate Racing Team
3ペドロサ(Dani PEDROSA)Repsol Honda Team
13高橋裕紀Scot Racing Team MotoGP

セテ・ジベルノーは予選での転倒により骨折し、スペインに帰国・手術のため不出走。

WET RACE宣言。

徐々にドライになるコースでflag to flagでバイクを乗り換えるタイミングで明暗が分かれた。

ロッシは3周目でもっとも早いタイミングで変えたが、直後に転倒。その結果、ドライ、レイン、ドライと合計4台バイクを乗り換えた。しかも、ピット速度違反のライドスルーペナルティもあって、2周遅れの16位ノーポイント。転倒について、「路面温度が低い。カーボンブレーキは温まらないと効かない」青木氏。

ロレンソはバイク交換を最後まで伸ばし、大きなリードを築いた状態でバイクを変更した。レインタイヤでも使い始めのスリックタイヤと同等なタイムを出し、バイク交換後は、ファステストを更新しながらの走りで2位との差は17秒まで広げた。

メランドリはロッシの次の周でバイクを交換。しかし、インタビューでは、まだ早いと思った、タイヤが温まるまでは転びそうになりながら待ち、それから徐々にペースを上げていった、サインボードで順位を見て信じられなかった、と。カワサキのクルーがいるとは言ってもプライベーターとなったHAYATEレーシングでの2位は素晴らしい成績。シーズン直前にカワサキが撤退宣言し、そこから1台体制でのプライベーターチーム立ち上げになったことを考えると、シンデレラストーリーと言ってもいいぐらい。

ペドロサドビチオーソと同チームで三位表彰台争い。最終ラップでペドロサがかわして3位。

YAMAHAのサテライトチームのTECH 3はここが地元レース。エドワーズトスランド

青木氏はSUZUKIの開発ライダー。 SUZUKIのバーミューレンストーナーに抜かれる。
「(バーミューレンは)畜生って思ってるようです。」青木氏。
「宣ちゃんも、今、畜生って顔をしました。」辻本氏。


高橋「flag to flagは経験がなくて難しかった。雨は良い感じで走れたが、その後はタイヤを温めるのも難しかった。」

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