2009年5月22日から24日 第6戦 イタリア サルジニア
Rally d'Italia Sardegna
放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。古賀敬介。
古賀敬介がノルウェーラリーで骨折して以来の復活。
ラフロードで埃がすごい。路面はふかふかで一部瓦礫がある。ジャンプや水渡りもある。
36度から37度の気温で、晴天続きのためかなり乾燥。
ローブの5連勝が止まり、フォードチームのワンツー。
最終結果
順位 | ドライバー | チーム | 車種 |
1 | ラトバラ(Jari-Matti LATVALA) | BP Ford Abu Dhabi | FORD Focus RS WRC 09 |
2 | ヒルボネン(Mikko HIRVONEN) | BP Ford Abu Dhabi | FORD Focus RS WRC 09 |
3 | P. ソルベルグ(Petter SOLBERG) | Stobart VK M-Sport | CITROEN Xsara |
4 | ローブ(Sébastien LOEB) | Citroën Total WRT | CITROEN C4 WRC |
5 | ノビコフ(Evgeny NOVIKOV) | Citroën JUNIOR TEAM | CITROEN C4 WRC |
6 | ウィルソン(Matthew WILSON) | Stobart VK M-Sport | Ford Focus RS WRC 08 |
DAY 1
ソルド、ターボチャージャーの故障でスタートに間に合わずスタート順がヒルボネンと入れ替わる。スタート順を遅らせるための戦略とも受け取れ、フォード側はそう解釈していた。実際はどうかわからないが古賀氏によると、かなりあわてて修理していたという話を聞いたので本当だったのでは、とのこと。
ソルドはこのあと、岩をヒットしたとかでかなり遅れてしまう。
P.ソルベルグ
このラリーから車が01スペックから06スペックになり期待された。オーバーヒートを起こしてしまいタイムロス。コメントでは「トップタイムが取れたのに」と非常に残念がっている。
ノビコフ
シトロエンのジュニアチームで出場。切れの良い走りで注目のドライバー。
ローブは最終ステージのゴール直前で停止してタイム調整。ちょっとやりすぎでトップのラトバラと40秒差の三位。
終了時の順位は、ラトバラ、ヒルボネン、ローブ、P.ソルベルグ、ノビコフ
DAY 2
ローブ
コメントで「ブレーキが熱くなりすぎる。常にポンピングしていた。」
さらにブレーキを修理する際、コ・ドライバーが時間を読み違えていて次のステージに間に合わず10秒ペナルティ。
同じDAY 2ではパンクにも見舞われた。修理の際にコ・ドライバーがベルトを停車より早くはずしているところがオンボードカメラで確認され、レース終了後に1分のペナルティ加算。
最初の時間調整でちょっとリズムが崩れて作戦がかみ合わない。
ヒルボネン
コースに馬が進入して停止。そこから少し走ったところでまた馬が。コメントで「馬が8頭走ってきた」と頭数を数えていた。
セバスチャン・オジェ
ローブの後継者と言われるドライバー。
今回は彼女をコ・ドライバーにして参戦。オンボードに自分の彼女の顔が映って放送されるのってどうなの。それでもそこそこの成績で最終順位は7位。
DAY 3
ダストがひどく後ろのスタート順が不利。
「スタート順だけにこだわるこういうことになる、ということですね。地面が冷たく上昇気流が起こらないので埃が立ち込める。」
先頭のラトバラ以外は全く前が見えない。ラトバラはトップを維持して優勝。
ここまでミスが多く、クビのうわさもあったがウィルソン監督が信頼してまかせ、今回の結果につながった。
レース後、ローブのペナルティが発表され、P.ソルベルグが繰り上がりの3位。
ここまで崩壊していたフォードの戦略がラトバラがミスせず走りぬいたことが機能した。DAY3の最終SSはローブの全力の走りでトップタイム。勝つときのローブのDAY 3はコントロールした走りになるので、フォードの作戦があたればローブの全力になるということか。
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