2009年5月31日 スペイン バレンシア
放送:GAORA
実況:谷口広明
解説:木下隆之
前回のポーでセアトが異常なまでに遅かったのは、地元バレンシアでウェイトを下して勝利を確実にするためか、とも言われていた。ウェイトを20kgおろすことができたセアトは速く予選の上位を独占。
BMWに40kgのウェイトが積まれた。
実はセアトは地元ではあまり勝てていない。2008年の常勝のときでもそれまで勝利しすぎたためウェイトが重くて遅くなっていたらしい。
LADAはこのレースからニューエンジン投入。しかし、エンジンだけを変えても調整が不足気味で今回は結果につながらず。
Round 9
最終結果
1 | ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Leon TDI |
2 | モンテイロ(Tiago MONTEIRO) | SEAT Leon TDI |
3 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
4 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
5 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
スタート直後のコーナーでジェネがファーフスとの接触でピットイン。そのままリタイア。この影響で前方のセアトは集団から抜け出してトップを確定させ表彰台独占。
ミュラーは3勝目。
乗れているファーフスは追い上げて4位。
Round10
最終結果
1 | ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW 320si |
2 | ミュラー(Jorg MULLER) | BMW 320si |
3 | タルキーニ(Gabriele TARQUINI) | SEAT Leon TDI |
4 | プリオール(Andy PRIAULX) | BMW 320si |
5 | ザナルディ(Alessandro ZANARDI) | BMW 320si |
リバースグリッドでヘルナンデスがポールポジション。スタンディングスタートではBMWが有利と言われる。その通りでBMWがトップ集団を形成。
セアトではタルキーニが後方からの追い上げで3位に。
タルキーニのすぐうしろにはプリオールがついていて、この2台のバトルはTV画面を独占。
プリオールは一度はパスできたのだが次の周回に来るころには抜き返されている。二人ともきれいなバトルで相手のコースを開けつつ、ラインを閉めるところではきっちりを閉める。
ファーフスの優勝でBMWに初勝利をもたらした。
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