2009年10月18日
放送:日テレBS、JSPORTS
実況:矢野武
解説:由良拓也、飯田章
ピットリポート:高橋二郎、一戸恵梨子
500クラスはPETORNAS TOM'Sが2年以上ぶりに優勝。2010年には開催がないことが決まった九州での「ラストレース」を飾る。300クラスは勝てそうで勝てなかったJIM GAINER F430が優勝できた。
500クラス、300クラスとも決定的な差がつかないまま次のもてぎに臨むことになった。
順位 | チーム | ドライバー | ゼッケン |
---|---|---|---|
GT500 | |||
1 | PETRONAS TOM'S SC430 | 脇阪 寿一、アンドレ・ロッテラー | 36 |
2 | MOTUL AUTECH GT-R | 本山 哲、ブノワ・トレルイエ | 1 |
3 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ、荒 聖治 | 24 |
4 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン、伊沢 拓也 | 8 |
5 | ROCKSTAR 童夢 NSX | 道上 龍、小暮 卓史 | 18 |
GT300 | |||
1 | JIMGAINER ADVAN F430 | 田中 哲也、平中 克幸 | 11 |
2 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 | 谷口 信輝、折目 遼 | 7 |
3 | ウェッズスポーツIS350 | 織戸 学、片岡 龍也 | 19 |
4 | ARTA Garaiya | 新田 守男、高木 真一 | 43 |
5 | avex apr COROLLA Axio | 坂本 雄也、峰尾 恭輔 | 31 |
500クラス首位はMOTUL AUTECHだがPETRONAS TOM'Sとの差が縮まった。本山哲と脇阪、ロッテラー組とのポイント差は5ポイントにまで減少。スタートでロッテラーがトレルイユの前に出たまま、この順番は変わらなかった。
ZENT CERUMO
ポールポジションはZENT。ピットまでは順位を維持していたが、ピット作業でタイムロスし、逆転される。2番手で後続とはかなり距離があったのだが、ピットでジャッキダウン前にエンジンをかけてしまいペナルティ30秒を受ける。このペナルティは残り10周を切ったところで発行された。このあと、ZENTの立川祐路がTOM'S脇阪寿一のイン側で接触してスピン、リアをこわしてリタイアしてしまう。
このリタイアでMOTULは結果的に2位に上がることになった。
接触・リタイア
KEIHIN NSXとDENSO SARD、ARTA NSX, ZENT CERUMO、IMPUL CALSONIC、JIM GAINERとENEOS、紫電、など全体に接触やトラブルによるリタイアが多かった。コースの特性でタイヤの摩耗が激しいことと、優勝争いで譲れないチームが多かったことが原因だろうか?
ENEOSまた…
ENEOSはビヨン・ビルドハイムがドライブ中に、ENEOS、RAYBRIGとバトル中にJIM GAINER F430のリアに左フロントが激突。修復して走行。タイヤはほぼ丸見えの状態。「速いだけでは勝てない」のは今回も。ガムテープで応急修理だけしてリスタート。
タイヤに厳しい
タイヤかすがすごく出るコース。これについて、飯田章は「フェンダーにタイヤかすがすごくたまる。これが固まりになって落ち、タイヤについてしまうとバーストしたのかと思うぐらいグリップしない。落ちるときの音もすごいのでドライバーがびっくりする。」と説明。タイヤがタイヤかすを拾ってしまうと他のコースに比べて取れない。コーナーが連続するので真ん中にカスが集まって取れなくなる。
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