何かのblogでブックオフオンラインでは1500円以上購入すると送料が無料になるのでアマゾンマケプレより得なのでは、という内容を見た。
ブックオフオンラインは「大人買い」や「試し買い」という新しい売り方を提案していたりして、気にはしていたのだが使ったことはなかった。
今まではアマゾンマケプレと地元のブックオフの実店舗を主に使っていた。実店舗ではほしい本が見つからないことが多く、アマゾンマケプレでは送料340円が一冊ごとに乗ってくるので341円より安くなることはない。一部の業者は2冊以上買ったときは送料を戻してくれる。しかし実際にはマケプレで同じ業者を選ぶことはあまりないのでこの恩恵にあずかったことはない。
読みたい本が何冊があったので、ためしに、ブックオフオンラインで探した。古本の価格は近所の実店舗では半額になる。オンラインでは半額になっていないものが多い。しかし5冊まとめて1500円を超える組み合わせにすると送料込だとマケプレよりも安くなるようだ。もちろん組み合わせ方に依存する話しではある。
ブックオフオンラインのウェブサイトには「在庫100万冊」とある。探してみた感想は100万冊在庫だとこんなに見つからない本があるのだな、ということ。特に技術系は探した本があまりなかった。ついでなので、技術系の安ければ買いたい本は入荷メールの登録をしてみた。どうしても仕事で必要になったら新刊本を他のネット本屋で買うことにして、入荷すればラッキー。でも、入荷待ちの人間が多い場合には、なかなか買えないかも。
一方、近所のリアルなブックオフでは見かけない本を何冊か見つけた。一気に買うのも資金的に厳しいのでブックマークしておいて、間に合えば買う予定。
5/24日発注。
5/25日発送メール受信。
5/26日到着。
防水されたブックオフの厚手の紙袋にしっかり梱包されていた。本1冊ごとの包装はなし。
こういう部分のコストダウンのノウハウもたまってきているようだ。
お得だったかどうか
ブックオフオンラインで今回買ったのは以下。 合計で2300円。1500円以上で送料は無料。
クリティカル シンキング 入門編 (¥600)
図で考える人は仕事ができる (¥450)
仕事が10倍速くなる最強の図解術 (¥150)
「ニート」って言うな! (¥250)
イノベーションの達人! 発想する会社をつくる10の人材 (¥850)
アマゾンマケプレでの時価の最安値をウェブサイトでチェック。
合計は 3032円。これに送料が1700円が加算され4732円。
クリティカル シンキング 入門編 (¥900)
図で考える人は仕事ができる (¥1 )
仕事が10倍速くなる最強の図解術 (¥519)
「ニート」って言うな! (¥12)
イノベーションの達人! 発想する会社をつくる10の人材 (¥1600)
本の価格ではマケプレが安くなるのではないかと思っていたので、マケプレ時価合計との比較でブックオフの方が安いのは意外。今回の場合、リストプライスが高い本はマケプレが高く、新書などだとブックオフオンラインが高かった。
新刊本を書店で買った場合の合計は7840円になるので、いずれにしてもかなり安くなるには違いない。
念のため、正価は以下の通り。
クリティカル シンキング 入門編 (¥1995)
図で考える人は仕事ができる (文庫:¥700、単行本は絶版)
仕事が10倍速くなる最強の図解術 (¥1680)
「ニート」って言うな! (¥840)
イノベーションの達人! 発想する会社をつくる10の人材 (¥2625)
あんだんど -- andando (以前は「モータースポーツ ときどき 日常」というタイトルでした) エントリー内リンクはアフィリエイト(amazon、linkshareなど)になっているものもあります。商品モニターは報酬の有無にかかわらずできるだけ明記しています。 また、これらのリンク経由で購買などをされた方には感謝申し上げます。
2009/05/29
2009/05/28
[NASCAR] 2009 第7戦 テキサス
NASCAR
sprint cup シリーズ 第7戦 SAMSUNG 500
2009年4月5日 テキサス・モータースピードウェイ
放送:G+、解説:福山英朗。実況:藤田大介。
高速コース。
バンク角24度は通常だが、コーナー出口でバンクが寝るのが早いため滑りやすい。
1.5マイルを334周 501マイル。
最終結果
Lewis Warren Jr.がピアノで国歌演奏。
グランド マーシャルが "Start Your Engines"。
NASCARはサポートイベントがないので、この掛け声でエンジンをかけるまでは他のレースで車が走ったりすることはないらしい。
ここまで47戦無勝利のジェフ・ゴードンが終盤トップに立ち、ジミー・ジョンソンに追い上げられたがリードを守ってチェッカー。
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)
昨年の予選で大クラッシュしていた00号車に乗り、ポールポジション。車は決まっていたようで序盤にはリードラップを取る活躍。「家族はTVに釘付けでしょうね」(福山氏)。父親もドライバーだったそうだ。マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)のチームでフル参戦。ウォルトリップはチーム設立3年め。2009シーズンは調子が良い。
ラグナット
タイヤを止めるラグナット。NASCARではタイヤ交換の際、タイヤ側に接着しておき、それを電動工具を使ってねじ込む。このレースではピット作業でラグナットが飛んでしまう事故が多発。カイル・ブッシュ (Kyle Busch)、エドワーズ、デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)の作業でラグナットがはずれることによってピット作業が遅れたり、再ピットインが必要になった。
映像ではジュニアのクルーが落ちたラグナットを持って「ここにあるよー」と手を振っている。ジュニアはこれの影響などで下位転落。
カール・エドワーズ
レース前のインタビューで、「運を味方にすることと、ピット作業」と。
しかし、危惧していたとおりトップ争いをしていた終盤のピット作業に遅れが出て、10位まで転落。
トニー・スチュアート
新チーム設立以降の活躍は見事。
「同じく自分のチームを立ち上げたロビー・ゴードン (Robby Gordon)が苦労しているのと比べると、素晴らしい。暴れん坊で時々短気を起こして無駄なクラッシュが多かったが、今はオーナーになってそろばん片手に走るようになったのでは」(福山氏)。
ジュニア
車がまったくペースがあがらず、リアがルース(「tail happy」 と福山氏)。
ピットで2タイヤ交換のギャンブルによりトップに立つ。が、このリスタートで周回遅れのカイル・ブッシュが車を左右に振ってジュニアに当てたことにより下位転落。
このあと壁をこするクラッシュもあり、周回遅れまで落ちカイルよりも後ろでフィニッシュ。
ジュニアの加入によりジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)に移らざるを得なかったカイル・ブッシュ。それ以来ジュニアのことを敵視しているかのようで、今回も、カイルのテクニックから考えると過失ではなく故意に車を振ったかも。カイルがヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)の車を追い越す時、「わっはっは」と笑っているという話はアメリカでは有名らしい。
ジュニアはこの調子だと2009年のチェイスは無理かもしれない。
カイル・ブッシュ
何をあせっていたのかバタバタなレース。
ジョン・アンドレッティに幅寄せを仕返ししてパンクし、緊急ピットイン。
その後、ピットでラグナットを飛ばす。ピットスピードオーバーによる黒旗ペナルティなどもあってラップダウンから抜けられず。
ジェフ・ゴードン
2008シーズンは一勝も挙げられず、もう引退かという時期もあった。今は、妻子を自宅において自分は一人でレースに集中。130周で4位まで順位を上げたあと、220周でのイエローでビフルなどがピットインしたときのステイアウトでトップへ。そこから、そのトップを維持して優勝した。
インタビューでは、久しぶりなので全スポンサーに感謝したいと名前を挙げて感謝した。が、すぐに名前が出てこないスポンサーも多く、弱小スポンサーはちょっとかわいそうだった。
sprint cup シリーズ 第7戦 SAMSUNG 500
2009年4月5日 テキサス・モータースピードウェイ
放送:G+、解説:福山英朗。実況:藤田大介。
高速コース。
バンク角24度は通常だが、コーナー出口でバンクが寝るのが早いため滑りやすい。
1.5マイルを334周 501マイル。
最終結果
Lewis Warren Jr.がピアノで国歌演奏。
グランド マーシャルが "Start Your Engines"。
NASCARはサポートイベントがないので、この掛け声でエンジンをかけるまでは他のレースで車が走ったりすることはないらしい。
ここまで47戦無勝利のジェフ・ゴードンが終盤トップに立ち、ジミー・ジョンソンに追い上げられたがリードを守ってチェッカー。
デビッド・ルーティマン(David Reutimann)
昨年の予選で大クラッシュしていた00号車に乗り、ポールポジション。車は決まっていたようで序盤にはリードラップを取る活躍。「家族はTVに釘付けでしょうね」(福山氏)。父親もドライバーだったそうだ。マイケル・ウォルトリップ (Michael Waltrip)のチームでフル参戦。ウォルトリップはチーム設立3年め。2009シーズンは調子が良い。
ラグナット
タイヤを止めるラグナット。NASCARではタイヤ交換の際、タイヤ側に接着しておき、それを電動工具を使ってねじ込む。このレースではピット作業でラグナットが飛んでしまう事故が多発。カイル・ブッシュ (Kyle Busch)、エドワーズ、デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)の作業でラグナットがはずれることによってピット作業が遅れたり、再ピットインが必要になった。
映像ではジュニアのクルーが落ちたラグナットを持って「ここにあるよー」と手を振っている。ジュニアはこれの影響などで下位転落。
カール・エドワーズ
レース前のインタビューで、「運を味方にすることと、ピット作業」と。
しかし、危惧していたとおりトップ争いをしていた終盤のピット作業に遅れが出て、10位まで転落。
トニー・スチュアート
新チーム設立以降の活躍は見事。
「同じく自分のチームを立ち上げたロビー・ゴードン (Robby Gordon)が苦労しているのと比べると、素晴らしい。暴れん坊で時々短気を起こして無駄なクラッシュが多かったが、今はオーナーになってそろばん片手に走るようになったのでは」(福山氏)。
ジュニア
車がまったくペースがあがらず、リアがルース(「tail happy」 と福山氏)。
ピットで2タイヤ交換のギャンブルによりトップに立つ。が、このリスタートで周回遅れのカイル・ブッシュが車を左右に振ってジュニアに当てたことにより下位転落。
このあと壁をこするクラッシュもあり、周回遅れまで落ちカイルよりも後ろでフィニッシュ。
ジュニアの加入によりジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)に移らざるを得なかったカイル・ブッシュ。それ以来ジュニアのことを敵視しているかのようで、今回も、カイルのテクニックから考えると過失ではなく故意に車を振ったかも。カイルがヘンドリックス レーシング (Hendricks Motorsports)の車を追い越す時、「わっはっは」と笑っているという話はアメリカでは有名らしい。
ジュニアはこの調子だと2009年のチェイスは無理かもしれない。
カイル・ブッシュ
何をあせっていたのかバタバタなレース。
ジョン・アンドレッティに幅寄せを仕返ししてパンクし、緊急ピットイン。
その後、ピットでラグナットを飛ばす。ピットスピードオーバーによる黒旗ペナルティなどもあってラップダウンから抜けられず。
ジェフ・ゴードン
2008シーズンは一勝も挙げられず、もう引退かという時期もあった。今は、妻子を自宅において自分は一人でレースに集中。130周で4位まで順位を上げたあと、220周でのイエローでビフルなどがピットインしたときのステイアウトでトップへ。そこから、そのトップを維持して優勝した。
インタビューでは、久しぶりなので全スポンサーに感謝したいと名前を挙げて感謝した。が、すぐに名前が出てこないスポンサーも多く、弱小スポンサーはちょっとかわいそうだった。
2009/05/27
[インターネット] 公開Google カレンダー (モータースポーツ)
Googleのカレンダー検索機能が閉鎖されたため、Googleカレンダーを検索する簡単な手段がなくなってしまった。
とりあえず、モータースポーツ関連で、検索が閉鎖される前に見つけていたカレンダーのリンクを貼っておく。非常に低い確率ではあるがウェブ検索経由でカレンダーを見つけて利用する人がいるかもしれない。このページが引っかかることもまずないだろうから、考えすぎだろうけど。
Google カレンダー: 2009 Formula Nippon カレンダー
Google カレンダー: 2009 Super GT カレンダー
誰かがカレンダーリンク集をどこかで作っているかもしれないし、今後、確実にそういうサイトが立ち上がってくるだろう。あるいは、より検索機能の良いカレンダー(Yahoo!カレンダーはどうだろう)に移行していくかもしれない。
可能ならば各レース主催団体がGoogleカレンダーかYahoo!カレンダーなどで正確な情報を出すのがいいのだが。
自分が今ほしいのは、レーススケジュールと共にCSでのモータースポーツ関連の放映スケジュールがアップデートされていくカレンダーだ。STBとHDレコーダーを別々に予約しなければならない環境なので、そういう情報があれば録画予約の抜け漏れがなくなるので助かるのだ。
とりあえず、モータースポーツ関連で、検索が閉鎖される前に見つけていたカレンダーのリンクを貼っておく。非常に低い確率ではあるがウェブ検索経由でカレンダーを見つけて利用する人がいるかもしれない。このページが引っかかることもまずないだろうから、考えすぎだろうけど。
Google カレンダー: 2009 Formula Nippon カレンダー
Google カレンダー: 2009 Super GT カレンダー
誰かがカレンダーリンク集をどこかで作っているかもしれないし、今後、確実にそういうサイトが立ち上がってくるだろう。あるいは、より検索機能の良いカレンダー(Yahoo!カレンダーはどうだろう)に移行していくかもしれない。
可能ならば各レース主催団体がGoogleカレンダーかYahoo!カレンダーなどで正確な情報を出すのがいいのだが。
自分が今ほしいのは、レーススケジュールと共にCSでのモータースポーツ関連の放映スケジュールがアップデートされていくカレンダーだ。STBとHDレコーダーを別々に予約しなければならない環境なので、そういう情報があれば録画予約の抜け漏れがなくなるので助かるのだ。
[Google] blogger.comの設定(リストに追加のバグ?)
blogger.comの設定ページにおいて、リストにブログを追加しますか?とブログの検索を検索エンジンに許可しますか?の2つの設定がいずれも「はい」であればweblog.comにblogの更新が登録されるしgoogleの検索エンジンのクロール対象になる。
ここで、リストに追加しないことを選択すると、blogger.com上でのリスト表示に出なくなるように見える。
しかし、現状の日本語版では、「いいえ」にするとmeta tagにNOINDEXとNOFOLLOWが追加される。
ローカライズのバグなのかもとからの動作なのかは不明だが、これだと検索エンジンを許可しないので検索できなくなる。検索エンジンに検索を許可している(「はい」を選択)にもかかわらずNOINDEX,NOFOLLOWが書き込まれるのはバグのような気が…。
不思議な動作だ。
ここで、リストに追加しないことを選択すると、blogger.com上でのリスト表示に出なくなるように見える。
しかし、現状の日本語版では、「いいえ」にするとmeta tagにNOINDEXとNOFOLLOWが追加される。
ローカライズのバグなのかもとからの動作なのかは不明だが、これだと検索エンジンを許可しないので検索できなくなる。検索エンジンに検索を許可している(「はい」を選択)にもかかわらずNOINDEX,NOFOLLOWが書き込まれるのはバグのような気が…。
不思議な動作だ。
2009/05/26
[WRC] 2009 第4戦 ポルトガル
世界ラリー選手権(WRC)
2009年4月2日から5日 第4戦 ポルトガル Vodafone Rally de Portugal
放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。小林直樹。
ポルトガルはお客の盛り上がりが多いラリーである。2007年以来の開催となる。
コースはいろいろなグラベルが混在している。
おまけに少しだけターマックがグラベルをつなぐようになっている個所があるらしい。
土埃が多く、走った後おさまらない。また、木が道を囲むので風が抜けない。
グロンホルムがスバルでスポット参戦
レース前は、ローブには勝てないがトップタイムを出せるといいな、と言っていた。現地では人気で観客も報道も注目(小林氏)。DAY 2の途中ステージでコースオフして、ロールオーバーしてしまい、リタイア。途中までは2位に上がっていたので最後のスーパーSSに来れば大歓声だっただろうに。
DAY 1
スタート順ではローブが1番。最初は路面がよくないのでペースが上がらない。カーブでオーバーシュートして17秒ロス。正しいコースに戻ろうとしたが埃がおさまらずにしらばく止まったまま。
「サファリでは3分じっとしていたということもあるから17秒で済んでよかった。」福井氏。
「2台目、3台目になるとほこりがたまってクリアな映像が撮れない。」小林氏。
フォードはヤリ-マティ・ラトバラにプッシュするように指示しているようだがSS3でコースオフし150mほど転落して大破。リタイアした。ドライバー、コ・ドライバーは無事だった。
ソルドがローブと同じカーブでコースアウト。
「間違えやすい場所なんですか?」山岸さん。
「ペースノーとに同じ記述があるのではないか。レッキのあとでコ・ドライバーどうしで打ち合わせるから。」福井氏。
終了時点では、ヒルボネンがローブを23秒リード。
「ヒルボネンは2番手スタートの利点を生かしてもっとリードするべきだった。33秒リードしかないので失敗。」福井氏。
DAY 2
「クラッシュが多い。見ているとカーブの中に入るのが早すぎて、壁にあたってはじかれている。ターマックの走り方のような走り。」福井氏。
「コースは広い、狭いが入り乱れていてリズムを作りにくいようだ。」小林氏。
終了時点ではローブがヒルボネンを逆転して26秒リード。
DAY 3
最終日は80kmの短いステージ。SSは5個。2007年とほぼ同じコース。
写真撮影は
「ターマックからグラベルに鋭角に入るところがある。ドライバーはサイドブレーキを引いて進入してくるだろうと予想。その動きを撮影したくてそのポイントにいた」小林氏。
ペター・ソルベルグがスタート前にステアリングの後ろで手を振る。「余裕がありますね。」山岸舞彩さん。
スバルのころよりも楽しそうに走っているような気がする。
SS15ではボルトがはずれてボンネットが上がってしまうトラブルのため、スピードを出しすぎないように走行。
SS17ではスプリット計時にミスがあったらしい。ヒルボネンにもローブにも、5キロ時点でヒルボネンがローブを14秒リード、という表示が出たらしい。両者とも「間違いだろう」と。
ロウテンバッハの車はコースオフして炎上。消防自動車が来て消火作業。ドライバー、コ・ドライバーコ・ドライバーともに無事。本当にクラッシュが多いラリーになっている。
ローブは最後までリードを広げながら保ち優勝。
ローブ「完璧なラリーだった。」
「ローブの完全勝利。
トップスタートのときは最小の失点でとどめて、DAY2はリードを広げる。DAY 3は勝ったり負けたりしているうちに終わる。」福井氏。
今回からTVでは、国沢光宏 車匠の技を知れ、という企画が始まった。スバルのSTiバージョンを紹介するというもの。スバルテクニカインターナショナル(株)の車両実験部 辰巳英治氏と同乗して設計のコツなどを話す。STiバージョンは「運転がうまくなるクルマ」と。
2009年4月2日から5日 第4戦 ポルトガル Vodafone Rally de Portugal
放送:JSPORTS ESPN
実況:山岸舞彩
解説:福井敏雄。小林直樹。
ポルトガルはお客の盛り上がりが多いラリーである。2007年以来の開催となる。
コースはいろいろなグラベルが混在している。
おまけに少しだけターマックがグラベルをつなぐようになっている個所があるらしい。
土埃が多く、走った後おさまらない。また、木が道を囲むので風が抜けない。
1 | ローブ(Sébastien LOEB) | Citroen Total WRT | Citroen C4 |
2 | ヒルボネン(Mikko HIRVONEN) | BP Ford Abu Dhabi WRT | Ford Focus RS WRC 08 |
3 | ソルドDani SORDO) | Citroen Total WRT | Citroen C4 |
4 | P. ソルベルグ(Petter SOLBERG) | Petter Solberg Rally MSN Edition | Citroen Xsara WRC |
5 | H. ソルベルグ(Henning SOLBERG) | Stobart VK M-Sport Ford Rally Team | Ford Focus RS WRC 08 |
6 | オストベルグ(Mads OSTBERG) | Adapta AS | Subaru Impreza WRC2008 |
グロンホルムがスバルでスポット参戦
レース前は、ローブには勝てないがトップタイムを出せるといいな、と言っていた。現地では人気で観客も報道も注目(小林氏)。DAY 2の途中ステージでコースオフして、ロールオーバーしてしまい、リタイア。途中までは2位に上がっていたので最後のスーパーSSに来れば大歓声だっただろうに。
DAY 1
スタート順ではローブが1番。最初は路面がよくないのでペースが上がらない。カーブでオーバーシュートして17秒ロス。正しいコースに戻ろうとしたが埃がおさまらずにしらばく止まったまま。
「サファリでは3分じっとしていたということもあるから17秒で済んでよかった。」福井氏。
「2台目、3台目になるとほこりがたまってクリアな映像が撮れない。」小林氏。
フォードはヤリ-マティ・ラトバラにプッシュするように指示しているようだがSS3でコースオフし150mほど転落して大破。リタイアした。ドライバー、コ・ドライバーは無事だった。
ソルドがローブと同じカーブでコースアウト。
「間違えやすい場所なんですか?」山岸さん。
「ペースノーとに同じ記述があるのではないか。レッキのあとでコ・ドライバーどうしで打ち合わせるから。」福井氏。
終了時点では、ヒルボネンがローブを23秒リード。
「ヒルボネンは2番手スタートの利点を生かしてもっとリードするべきだった。33秒リードしかないので失敗。」福井氏。
DAY 2
「クラッシュが多い。見ているとカーブの中に入るのが早すぎて、壁にあたってはじかれている。ターマックの走り方のような走り。」福井氏。
「コースは広い、狭いが入り乱れていてリズムを作りにくいようだ。」小林氏。
終了時点ではローブがヒルボネンを逆転して26秒リード。
DAY 3
最終日は80kmの短いステージ。SSは5個。2007年とほぼ同じコース。
写真撮影は
「ターマックからグラベルに鋭角に入るところがある。ドライバーはサイドブレーキを引いて進入してくるだろうと予想。その動きを撮影したくてそのポイントにいた」小林氏。
ペター・ソルベルグがスタート前にステアリングの後ろで手を振る。「余裕がありますね。」山岸舞彩さん。
スバルのころよりも楽しそうに走っているような気がする。
SS15ではボルトがはずれてボンネットが上がってしまうトラブルのため、スピードを出しすぎないように走行。
SS17ではスプリット計時にミスがあったらしい。ヒルボネンにもローブにも、5キロ時点でヒルボネンがローブを14秒リード、という表示が出たらしい。両者とも「間違いだろう」と。
ロウテンバッハの車はコースオフして炎上。消防自動車が来て消火作業。ドライバー、コ・ドライバーコ・ドライバーともに無事。本当にクラッシュが多いラリーになっている。
ローブは最後までリードを広げながら保ち優勝。
ローブ「完璧なラリーだった。」
「ローブの完全勝利。
トップスタートのときは最小の失点でとどめて、DAY2はリードを広げる。DAY 3は勝ったり負けたりしているうちに終わる。」福井氏。
今回からTVでは、国沢光宏 車匠の技を知れ、という企画が始まった。スバルのSTiバージョンを紹介するというもの。スバルテクニカインターナショナル(株)の車両実験部 辰巳英治氏と同乗して設計のコツなどを話す。STiバージョンは「運転がうまくなるクルマ」と。
2009/05/25
川端裕人 「PTA進化論」感想 part 2
PTAの強制的な枠組みをはずして、保護者が学校にかかわったり自分たちのための活動をする、あるいは教師と保護者の協働作業を行う、ためには何が必要なのだろう。川端氏によれば、
自分としては、入退会が自由になると会員が確定した後に大急ぎで予算を決めて行くのは大変そうだなと、思ってしまう。活動に費用が発生する場合には、どのようにするのが納得感が高いのだろう、と、ついついお金の心配のような瑣末なことに引っかかってしまう。うまくやろうとすると、あれもこれもと細かいことが気になってしまうPTA本部はほかにもいるのではないかと思う。
たとえば、学校で花を育てる活動をするとなると、苗や土などを買うための費用が発生する。現状はPTA会費から支出できているが、PTA会員は少ないが花を育てるボランティアは多い、という状態だとどこから費用を捻出するのかな、と言うようなことが心配なわけで。。
中学校の場合、3年生が必ず卒業し新しい1年生が入ってくるという構造なので、一般的な任意加入の団体よりもそもそも出入りが多くなるという特徴がある。会員の持ち時間は小学校と比較して感覚から言うと半分もない。他の学校でこういう風にやっていますというノウハウがあればぜひ知りたい。他の学校でのやり方がうまくいくとは限らないが、現時点で中学校PTAが体制を換えていこうとすると考えることが多くて時間が不足する。それを他校の経験値で補うことにでもしないと任期中に終えられない。
ボランティア化による「不公平」の発生という話がこの連載に出てくる。
しかし、本部にいて感じるのは、関わる人と関わらない人がいるのは、強制的な組織である現在でも同じ、ということ。毎年、学校にはPTAの委員決めに参加したくない保護者からの電話が数件はあるそうだ。現在の問題は、関わらないという選択はできるのに、関わりたいという選択が強制(義務化)されるせいでなかなかしづらいこと、だ。
ボランティア化による不公平を心配するよりは、強制的組織しかないことによって参加したい保護者が参加できないことの方を解消するべきなんじゃないだろうか。学校内の活動にはある程度の制約は設けた上で自分の特長を生かして貢献できる活動をそれぞれに立ち上げて行うことで成果は上がるんじゃないかと、最近(本部2年目のペーペーなりに)思うようになった。
今年度は自分がPTAにかかわる最後の年でもあるので、ボランティアの運営経験はゼロなのだが、「本当の」ボランティアによる活動をスタートさせてみようと考えて準備をしている。これに応募する人がいるかどうかも不明だ。集まらなければ活動はしないだけのことなのだ。それくらいのゆるい感じの活動の方が参加しやすいだろうと思っている。
- 自由な入退会の保証
- 活動へのかかわりをボランティアとする(PTA自体はそもそもボランティアだが(笑))
- 子どもの育ちと学びへの貢献
- 大人たちの成長の場
自分としては、入退会が自由になると会員が確定した後に大急ぎで予算を決めて行くのは大変そうだなと、思ってしまう。活動に費用が発生する場合には、どのようにするのが納得感が高いのだろう、と、ついついお金の心配のような瑣末なことに引っかかってしまう。うまくやろうとすると、あれもこれもと細かいことが気になってしまうPTA本部はほかにもいるのではないかと思う。
たとえば、学校で花を育てる活動をするとなると、苗や土などを買うための費用が発生する。現状はPTA会費から支出できているが、PTA会員は少ないが花を育てるボランティアは多い、という状態だとどこから費用を捻出するのかな、と言うようなことが心配なわけで。。
中学校の場合、3年生が必ず卒業し新しい1年生が入ってくるという構造なので、一般的な任意加入の団体よりもそもそも出入りが多くなるという特徴がある。会員の持ち時間は小学校と比較して感覚から言うと半分もない。他の学校でこういう風にやっていますというノウハウがあればぜひ知りたい。他の学校でのやり方がうまくいくとは限らないが、現時点で中学校PTAが体制を換えていこうとすると考えることが多くて時間が不足する。それを他校の経験値で補うことにでもしないと任期中に終えられない。
ボランティア化による「不公平」の発生という話がこの連載に出てくる。
しかし、本部にいて感じるのは、関わる人と関わらない人がいるのは、強制的な組織である現在でも同じ、ということ。毎年、学校にはPTAの委員決めに参加したくない保護者からの電話が数件はあるそうだ。現在の問題は、関わらないという選択はできるのに、関わりたいという選択が強制(義務化)されるせいでなかなかしづらいこと、だ。
ボランティア化による不公平を心配するよりは、強制的組織しかないことによって参加したい保護者が参加できないことの方を解消するべきなんじゃないだろうか。学校内の活動にはある程度の制約は設けた上で自分の特長を生かして貢献できる活動をそれぞれに立ち上げて行うことで成果は上がるんじゃないかと、最近(本部2年目のペーペーなりに)思うようになった。
今年度は自分がPTAにかかわる最後の年でもあるので、ボランティアの運営経験はゼロなのだが、「本当の」ボランティアによる活動をスタートさせてみようと考えて準備をしている。これに応募する人がいるかどうかも不明だ。集まらなければ活動はしないだけのことなのだ。それくらいのゆるい感じの活動の方が参加しやすいだろうと思っている。
2009/05/24
川端裕人 「PTA進化論」感想 part 1
川端裕人氏の「PTA再活用論」のその後、と言ってもいいような連載記事が共同通信から各地方紙に配信されている。14回分の連載を読む機会があったので、感想というか自分の経験も含めたまとめメモとして書いておく。
現在のPTAの「強制感」あふれる組織については、川端氏が書かれている通り。これを書いている2009年度は副会長として中学校PTAにかかわっている自分はこの「強制」を推進する側でもあり以前はくじ引きで成人教育委員会に参加した「強制」に巻き込まれた側でもある。
PTAの委員会を構成する常任委員の決め方にも強制的な感覚はある。うちの学校の場合の決め方こんな風。
会則にはこの「くじ引き」までは決まっていないので、会則の変更なしで決め方を変えることはできる。ただ、くじ引きで決まった新常任委員を前にして「今後はボランティア組織に移行します」というのもどうかな、というためらいがあった。また、学校側からは学校を応援する保護者の組織として「PTA」が期待されている部分については「PTAという組織ではない形のこういうことをやりますよ」、と提案して安心してもらう必要はあるだろうがその準備をする時間もないし、というような言い訳をしつつ体制変更は全くできなかった。
川端氏の書いている
現在の単Pの「他から期待された」役割を自分なりにまとめると
の3つが主だ。これとは別に学級に属する保護者間のコミュニケーションである学級PTAや校外委員会などの地域向けの活動がある、という感じだ。
おそらく人それぞれに感じ方は違うと思う。
現在のPTAの「強制感」あふれる組織については、川端氏が書かれている通り。これを書いている2009年度は副会長として中学校PTAにかかわっている自分はこの「強制」を推進する側でもあり以前はくじ引きで成人教育委員会に参加した「強制」に巻き込まれた側でもある。
PTAの委員会を構成する常任委員の決め方にも強制的な感覚はある。うちの学校の場合の決め方こんな風。
常任委員は新三年生の保護者から立候補とくじ引き。立候補があれば文句なしに決まる。残りはくじ引きにより決定。
委員の業務をできない人は参加者全員に対して説明し「免除」を承認されることが基本的には必要。次期本部を指名する指名委員会もこのときに同じやり方で決める。
会則にはこの「くじ引き」までは決まっていないので、会則の変更なしで決め方を変えることはできる。ただ、くじ引きで決まった新常任委員を前にして「今後はボランティア組織に移行します」というのもどうかな、というためらいがあった。また、学校側からは学校を応援する保護者の組織として「PTA」が期待されている部分については「PTAという組織ではない形のこういうことをやりますよ」、と提案して安心してもらう必要はあるだろうがその準備をする時間もないし、というような言い訳をしつつ体制変更は全くできなかった。
川端氏の書いている
一方、学校や行政は、自発的に組織され、自由に入退会でき、それでもみんなが入っている理想的"保護者団体"としてPTAを厚遇する。それが錯覚だと知る人は多いが言葉にされない。無理を重ねて今の社会的位置づけを得て、役員や委員はどんどんきつくなる。については自分にも記憶がある。小学校で一年だけ副会長をしたとき、入学式(その年は週休2日が始まった年でもあった)で教育委員会の来賓が保護者に向かって「何かあったらPTAに言ってください」と言ったことがある。何気なく出た言葉だったのだろう。しかし、PTAはそもそも学校における問題を保護者に代わって解決する場ではないのだから(保護者が学級PTAなどで培った人間関係が解決に寄与することはあるのは川端氏の連載にもあるとおりだ)この発言はそもそも責任回避ではないのかなあ、と強く違和感を感じたことを思い出した。彼(男性だった)から見ればPTAとはそれほど確固とした組織のイメージがあったと今は理解できる。
現在の単Pの「他から期待された」役割を自分なりにまとめると
- 集金団体 (市P連、県P、日Pへの上納金をまとめる役割)
- 互助会(県Pの互助会への加入をまとめる役割)
- 役所とのインタフェース(市、教育委員会、教育事務所など行政との窓口)
の3つが主だ。これとは別に学級に属する保護者間のコミュニケーションである学級PTAや校外委員会などの地域向けの活動がある、という感じだ。
おそらく人それぞれに感じ方は違うと思う。
2009/05/23
[SBK] 2009 第3戦 バレンシア
世界スーパーバイク選手権(SBK)
2009年4月5日 スペイン バレンシア Circuit de la Comunitat Valenciana
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二
日本人2選手のインタビュー。
玉田誠選手「やることはまだたくさんある。確実に良くなっている。市販車に近いスーパーバイクは面白いと思うので応援よろしくお願いします。」
藤原克昭選手(WSS)「去年が初めて表彰台に乗れ勝ったシーズンで悔しい思いをした。今年はバイクもチームも新しくなる。目標はまず一勝。シーズンを頑張っていくので応援よろしくお願いします。」
バレンシアは八代氏が現地取材をしている。サーキットは左回りで、日本人は左コーナーが得意なので抵抗はない、らしい。
ポールポジションはスピーズ。
Race 1
結果順位
芳賀がノイキルヒナーを交わしてトップに出た後は一人旅の状態。スピーズは単独で転倒してノーポイントに終わった。最終ラップはノイキルヒナー、ファブリツィオ、ラコーニが接近した2位争い。TVでは清成選手とチャウスが接近して走っている映像が流れた。これは、地元スペイン人のチャウスを制作サイドが映している。「それを理解したうえで、我々としては清成がんばれ、と。」(八代氏)
後半は芳賀のリードが大きすぎてTVにはあまり映らなくなる。
Race 2
結果順位
セカンドカー
スピーズが転倒、バイクが大破したことでrace 2はセカンドカーを使うことになった。八代氏によれば、
中野真矢選手骨折
予選で鎖骨を骨折して出走せず。もう手術は終わって次戦から復帰したいと言っている、と八代氏。
ファブリツィオ好調
前戦で不調だったファブリツィオは今回好調で2位、3位。今シーズンの初表彰台。
race 2が余りにも大変だったらしく、インタビューでは英語で答えずイタリア語。race 1では英語で答えられる余力があったので、race 2は力を出し尽くした、という感じかも。
日本人選手
中野選手の骨折不出走のほかに、加賀山選手も金曜日の走行でハイサイド転倒しており、寝られないぐらい痛みがある状態。race 2では加賀山選手がクラッシュ、玉田選手がピットインリタイア、と、少し流れが良くない。
リタイア選手への声援
スピーズが転倒後に歩いてピットに戻る途中で観客が拍手や歓声・口笛などで声援を送る。「バレンシアの客は担架で運ばれる選手にも温かい拍手を送る」(八代氏)
J. ホプキンス
今回は10位までには入らなかったが、ポイント圏内にはいる。
カワサキ撤退でMotoGPでシートを失って急きょSBKに初参戦していることを考えると「初バイク、初タイヤでのこの走りはすごい」(八代氏)。
2009シーズンはこの後の全レースに参戦する予定。
清成龍一選手
今回は12位と9位。「きれいな走り」(八代氏)。
昨年3勝の実績があり、今期ホンダは2年めのマシンで熟成していることを考えるともっと早くてもいいはずだが、熟成が遅れている。race 1では、早い段階からタイヤが滑りサスペンションも大きく動いていて「あれだけ動くと走りづらい」(八代氏)という状態。
ベン・スピーズ
ここまで3連勝。今回はリタイア、2位という成績で芳賀とのポイント差は少し拡大。AMA出身のスピーズはダートの経験があると思われているのだが、「実はダートは走ったことはなく、モトクロス出身」(八代氏)。2009シーズンはケビン・シュワンツが立ち上げようとしていたMotoGPのチームで走る話もあったらしいが、そのチームの話がなくなったためSBKで走っている。こちらのほうがよかったのでは、と八代氏。
確かに、MotoGPの弱小チームはマシンの整備などが他チームに比べてかなり見劣りし、常に最後尾を走ることになりがち。ここで優勝争いをして条件の良いチームからのオファーを得るのも選択としてはアリか。
2009年4月5日 スペイン バレンシア Circuit de la Comunitat Valenciana
JSPORTS ESPN
実況:高柳謙一
解説:八代俊二
日本人2選手のインタビュー。
玉田誠選手「やることはまだたくさんある。確実に良くなっている。市販車に近いスーパーバイクは面白いと思うので応援よろしくお願いします。」
藤原克昭選手(WSS)「去年が初めて表彰台に乗れ勝ったシーズンで悔しい思いをした。今年はバイクもチームも新しくなる。目標はまず一勝。シーズンを頑張っていくので応援よろしくお願いします。」
バレンシアは八代氏が現地取材をしている。サーキットは左回りで、日本人は左コーナーが得意なので抵抗はない、らしい。
ポールポジションはスピーズ。
Race 1
結果順位
1 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team |
2 | ファブリツィオ(.FABRIZIO) | Ducati Xerox Team |
3 | ノイキルヒナー(NEUKIRCHNER) | Suzuki Alstare BRUX |
4 | ラコーニ(LACONI) | DFX Corse |
5 | ハスラム(HASLAM) | Stiggy Racing Honda |
6 | 加賀山就臣 | Suzuki Alstare BRUX |
7 | サイクス(SYKES) | Yamaha WSB |
8 | ビアッジ(BIAGGI) | Aprilia Racing |
9 | バーン(BYRNE) | Sterilgarda |
10 | パークス(PARKES) | Kawasaki World Superbike |
12 | 清成龍一 | Ten Kate Honda Racing |
14 | 玉田誠 | Kawasaki World Superbike |
芳賀がノイキルヒナーを交わしてトップに出た後は一人旅の状態。スピーズは単独で転倒してノーポイントに終わった。最終ラップはノイキルヒナー、ファブリツィオ、ラコーニが接近した2位争い。TVでは清成選手とチャウスが接近して走っている映像が流れた。これは、地元スペイン人のチャウスを制作サイドが映している。「それを理解したうえで、我々としては清成がんばれ、と。」(八代氏)
後半は芳賀のリードが大きすぎてTVにはあまり映らなくなる。
Race 2
結果順位
1 | 芳賀紀行 | Ducati Xerox Team |
2 | スピーズ(SPIES) | Yamaha WSB |
3 | ファブリツィオ(FABRIZIO) | Ducati Xerox Team |
4 | ラコーニ(LACONI) | DFX Corse |
5 | ハスラム(HASLAM) | Stiggy Racing Honda |
6 | チェカ(CHECA) | HANNspree Ten Kate Honda |
7 | ノイキルヒナー(NEUKIRCHNER) | Suzuki Alstare BRUX |
8 | ビアッジ(BIAGGI) | Aprilia Racing |
9 | 清成龍一 | Ten Kate Honda Racing |
10 | サイクス(SYKES) | Yamaha WSB |
セカンドカー
スピーズが転倒、バイクが大破したことでrace 2はセカンドカーを使うことになった。八代氏によれば、
「セカンドカーは同じバイクの同じセットアップだがレースに使うバイクはどちらかに決まるもの。人間はわずかな違いを感じるのでセカンドカーは全く同じ性能が出ない。」
中野真矢選手骨折
予選で鎖骨を骨折して出走せず。もう手術は終わって次戦から復帰したいと言っている、と八代氏。
ファブリツィオ好調
前戦で不調だったファブリツィオは今回好調で2位、3位。今シーズンの初表彰台。
race 2が余りにも大変だったらしく、インタビューでは英語で答えずイタリア語。race 1では英語で答えられる余力があったので、race 2は力を出し尽くした、という感じかも。
日本人選手
中野選手の骨折不出走のほかに、加賀山選手も金曜日の走行でハイサイド転倒しており、寝られないぐらい痛みがある状態。race 2では加賀山選手がクラッシュ、玉田選手がピットインリタイア、と、少し流れが良くない。
リタイア選手への声援
スピーズが転倒後に歩いてピットに戻る途中で観客が拍手や歓声・口笛などで声援を送る。「バレンシアの客は担架で運ばれる選手にも温かい拍手を送る」(八代氏)
J. ホプキンス
今回は10位までには入らなかったが、ポイント圏内にはいる。
カワサキ撤退でMotoGPでシートを失って急きょSBKに初参戦していることを考えると「初バイク、初タイヤでのこの走りはすごい」(八代氏)。
2009シーズンはこの後の全レースに参戦する予定。
清成龍一選手
今回は12位と9位。「きれいな走り」(八代氏)。
昨年3勝の実績があり、今期ホンダは2年めのマシンで熟成していることを考えるともっと早くてもいいはずだが、熟成が遅れている。race 1では、早い段階からタイヤが滑りサスペンションも大きく動いていて「あれだけ動くと走りづらい」(八代氏)という状態。
ベン・スピーズ
ここまで3連勝。今回はリタイア、2位という成績で芳賀とのポイント差は少し拡大。AMA出身のスピーズはダートの経験があると思われているのだが、「実はダートは走ったことはなく、モトクロス出身」(八代氏)。2009シーズンはケビン・シュワンツが立ち上げようとしていたMotoGPのチームで走る話もあったらしいが、そのチームの話がなくなったためSBKで走っている。こちらのほうがよかったのでは、と八代氏。
確かに、MotoGPの弱小チームはマシンの整備などが他チームに比べてかなり見劣りし、常に最後尾を走ることになりがち。ここで優勝争いをして条件の良いチームからのオファーを得るのも選択としてはアリか。
2009/05/22
[スーパーGT] 2009 第1戦 岡山
JSPORTS
スーパーGT 第1戦
2009年3月22日 岡山国際サーキット
放送:JSPORTS
解説:由良拓也、松浦孝亮
実況:下田恒幸
雨のレースで、セッティングがあたったのかKONDO レーシングが終始トップを維持して優勝。
GT500クラス
GT300クラス
レギュレーション
スーパーGTのレギュレーションでは、自分が見始めた数年前から毎年ウェイトハンデ制度は見直されている。2009年のウェイトハンデはpointあたり2キロ(7,8戦は1キロ)を積むが下ろせる順位はない。実際の上限は100キロまでだが、計算は理論値で行うので100キロを超えるハンデも数字上ではある。
最終戦と第1戦がノーハンデ戦となる。
JSPORTSの広告ビデオでは、坂東委員長がレースが面白くなるレギュレーションを採用したという趣旨の話をしていた。毎年、最初にはそういうコメントが出るのだが、同じく毎年のようにチームオーダーは発生する。
他のシリーズ(WTCCなど)でもウェイトハンデの見直しというのは定期的に発生しているようなので、おそらく、正解はないルールなのだろう。
雨タイヤ
スタート前にPETRONAS TOMSが浅溝タイヤを選択した。それに合わせてポールポジションのZENT CERUMOも浅溝に切り替えた。これが悪手でZENTはどんどん順位を落としてしまった。PETRONASはMOTUL AUTECHとの追突の後でタイヤを換えて走りだした。ZENTはタイヤを交換してから立川が追い上げて6位に入ったので車そのものは悪くなかったのでは。松浦氏が言っていたとおり、ZENTはポールポジションだったのでタイヤに関してリスクを負う必要はなかったという意味では、無駄なギャンブルだったと言える。
Garaiya
落ちては上がる繰り返しでベストオーバーテイク賞。
スタートから順位を上げたところで、ダブルヘアピンでスピンしたときに外側にいた車を巻き込んでしまった形になった。このスピンで順位を落とした後にまた追い上げた。
ピットイン時にオフィシャルがリアバンパーあたりが壊れているのを修復しろといきなりオーダーを出してピット作業の時間が余計にかかりまた順位を落とす。
さらにスピンがペナルティの対象となりドライブスルーで再び順位を落とす。ここからまた追い上げて2位フィニッシュ。新田選手のコメントでもあのペナルティは全く理解できない、と。
NSX
由良拓也が言うとおり、レース前はかなり苦戦するとほとんどの人が口をそろえて言っていたNSXが善戦して2,3位フィニッシュ。レース後コメントで2位rockstar童夢はドライ側にセッティングを振っていたので遅かった、と言っていたので、レインだともう少しペースが上がるはず、ということだったのか。
ロッテラー、トレルイユ
スタート直後の1コーナーで9位のブノワ・トレルイユが8位のアンドレ・ロッテラーの後ろに追突。ロッテラーは押し出されて止まってしまったが車はあまりダメージがなかった。MOTUL AUTECHは左前のフロントがかなり壊れてしまい、いったんはガレージに入れたら修復後また走りだした。
これに関して、松浦氏がフロントのタイヤカバー付近がなくなっている状態の空力の影響を由良氏に質問していた。松浦氏自身はドライバーなので少なくとも大雑把には理解しているはず。これは視聴者を意識した入門者的な質問だろう。由良氏によるとフロントフェンダーの部分の中は圧力を下げたいところなので穴があいていると空気が入ってきてしまい良くない。また、オレンジボールでピットに入って修理を命ぜられた時の処置では、雨だとガムテープが効かないのでつらい、と。
JIM GAINER
JIMGAINER ADVAN F430。JIM GAINERは2008年の童夢から自分たちの車体に切り替えてポールポジション。レインではGaraiyaと比べるとコーナーでは遅かった。漢検がらみで注目を集めるということもあったが、良い車が出来上がっている模様。
4位入賞。エントリーリストをみるとJIM GAINERではF430とF360がエントリーしていたようだが、もう一台はスタートできず。
スーパーGT 第1戦
2009年3月22日 岡山国際サーキット
放送:JSPORTS
解説:由良拓也、松浦孝亮
実況:下田恒幸
雨のレースで、セッティングがあたったのかKONDO レーシングが終始トップを維持して優勝。
GT500クラス
1 | 24 | HIS ADVAN KONDO GT-R | J.P・デ・オリベイラ,荒 聖治 |
2 | 18 | ROCKSTAR 童夢 NSX | 道上 龍, 小暮 卓史 |
3 | 8 | ARTA NSX | ラルフ・ファーマン, 伊沢 拓也 |
GT300クラス
1 | 19 | ウェッズスポーツIS350 | 織戸 学, 片岡 龍也 |
2 | 43 | ARTA Garaiya | 新田 守男, 高木 真一 |
3 | 7 | M7 MUTIARA MOTORS雨宮SGC 7 | 谷口 信輝, 折目 遼 |
レギュレーション
スーパーGTのレギュレーションでは、自分が見始めた数年前から毎年ウェイトハンデ制度は見直されている。2009年のウェイトハンデはpointあたり2キロ(7,8戦は1キロ)を積むが下ろせる順位はない。実際の上限は100キロまでだが、計算は理論値で行うので100キロを超えるハンデも数字上ではある。
最終戦と第1戦がノーハンデ戦となる。
JSPORTSの広告ビデオでは、坂東委員長がレースが面白くなるレギュレーションを採用したという趣旨の話をしていた。毎年、最初にはそういうコメントが出るのだが、同じく毎年のようにチームオーダーは発生する。
他のシリーズ(WTCCなど)でもウェイトハンデの見直しというのは定期的に発生しているようなので、おそらく、正解はないルールなのだろう。
雨タイヤ
スタート前にPETRONAS TOMSが浅溝タイヤを選択した。それに合わせてポールポジションのZENT CERUMOも浅溝に切り替えた。これが悪手でZENTはどんどん順位を落としてしまった。PETRONASはMOTUL AUTECHとの追突の後でタイヤを換えて走りだした。ZENTはタイヤを交換してから立川が追い上げて6位に入ったので車そのものは悪くなかったのでは。松浦氏が言っていたとおり、ZENTはポールポジションだったのでタイヤに関してリスクを負う必要はなかったという意味では、無駄なギャンブルだったと言える。
Garaiya
落ちては上がる繰り返しでベストオーバーテイク賞。
スタートから順位を上げたところで、ダブルヘアピンでスピンしたときに外側にいた車を巻き込んでしまった形になった。このスピンで順位を落とした後にまた追い上げた。
ピットイン時にオフィシャルがリアバンパーあたりが壊れているのを修復しろといきなりオーダーを出してピット作業の時間が余計にかかりまた順位を落とす。
さらにスピンがペナルティの対象となりドライブスルーで再び順位を落とす。ここからまた追い上げて2位フィニッシュ。新田選手のコメントでもあのペナルティは全く理解できない、と。
NSX
由良拓也が言うとおり、レース前はかなり苦戦するとほとんどの人が口をそろえて言っていたNSXが善戦して2,3位フィニッシュ。レース後コメントで2位rockstar童夢はドライ側にセッティングを振っていたので遅かった、と言っていたので、レインだともう少しペースが上がるはず、ということだったのか。
ロッテラー、トレルイユ
スタート直後の1コーナーで9位のブノワ・トレルイユが8位のアンドレ・ロッテラーの後ろに追突。ロッテラーは押し出されて止まってしまったが車はあまりダメージがなかった。MOTUL AUTECHは左前のフロントがかなり壊れてしまい、いったんはガレージに入れたら修復後また走りだした。
これに関して、松浦氏がフロントのタイヤカバー付近がなくなっている状態の空力の影響を由良氏に質問していた。松浦氏自身はドライバーなので少なくとも大雑把には理解しているはず。これは視聴者を意識した入門者的な質問だろう。由良氏によるとフロントフェンダーの部分の中は圧力を下げたいところなので穴があいていると空気が入ってきてしまい良くない。また、オレンジボールでピットに入って修理を命ぜられた時の処置では、雨だとガムテープが効かないのでつらい、と。
JIM GAINER
JIMGAINER ADVAN F430。JIM GAINERは2008年の童夢から自分たちの車体に切り替えてポールポジション。レインではGaraiyaと比べるとコーナーでは遅かった。漢検がらみで注目を集めるということもあったが、良い車が出来上がっている模様。
4位入賞。エントリーリストをみるとJIM GAINERではF430とF360がエントリーしていたようだが、もう一台はスタートできず。
2009/05/21
瀬戸内寂聴 「老いを照らす」
講演と法話を集めたものらしい。内容が前後することもなくちゃんとした章立てになっているところはさすがに小説家だ。
タイトルどおりの「老い」や「死」ばかりでなく、自分がかかわった文人たちの老いや死、あるいは「今の世の中は今まで生きてきた中で一番悪くなっている」だから「自分が間違っていると思ったことには声を上げていくべき」というような呼びかけまでが含まれている。
仏の慈悲や戒律について説明したところは非常に面白く、そういうことか、と腑に落ちた。たとえば、一番大切な教えは「殺すな。殺させるな」である、というところや、以下のような戒律の役割の説明にはなるほど、と。
宗教的な話と、自分の姉を亡くしたときの体験など個人的な体験を対比させながらわかりやすく話すところが法話の人気が高い秘密なのではないかと思った。
TVのスピリチュアルな番組での仏教の取り上げ方には不満があるようで、
これだけではなく、本当に祈るべきなのは「忘己利他」の精神に沿った他人の幸せを祈ることであり、その祈りのこころが広まったらより良い世界になるだろう、と教えることも忘れていない。が、こういう(自分は破戒坊主です、と言い切ってしまう)ところにも魅力があるのだろう。
タイトルどおりの「老い」や「死」ばかりでなく、自分がかかわった文人たちの老いや死、あるいは「今の世の中は今まで生きてきた中で一番悪くなっている」だから「自分が間違っていると思ったことには声を上げていくべき」というような呼びかけまでが含まれている。
仏の慈悲や戒律について説明したところは非常に面白く、そういうことか、と腑に落ちた。たとえば、一番大切な教えは「殺すな。殺させるな」である、というところや、以下のような戒律の役割の説明にはなるほど、と。
仏様はすこしくらい戒律を破ったからと言ってすぐ怒り出すような了見の狭い方ではありません。特に在家の場合は、戒律は「これをしたら罰する」というルールというよりも、自分の生活を反省し、よく整えるよすがだと思ってもいいのです。今、社会や地域から在家仏教的な日常と混在した宗教がなくなる一方で、カルト宗教による問題が発生するのは、こうした立場で戒律をとらえることができなくなっていることと結びついているのかもしれない。戒律が「破ってはいけないルール」と認識されたことで、「より緩そうなルール」を求めることになっていくという流れの先に様々な問題が発生している気がする。
<中略>
不偸盗戒(ふちゅうとうかい)は、たとえば企業であれば、工場のばい煙や排水が、環境を汚していることを自覚して、社会貢献をしたり、工場のばい煙や排水をなるべく減らすよすがとなります。こう考えると、むしろ戒律を守れない自分の自覚こそが、悟りへの道となるのです。
宗教的な話と、自分の姉を亡くしたときの体験など個人的な体験を対比させながらわかりやすく話すところが法話の人気が高い秘密なのではないかと思った。
TVのスピリチュアルな番組での仏教の取り上げ方には不満があるようで、
あの方は仏教にもあれこれ言及されますけれども、仏教の本質がまったくわかっていない。そういう執着を離れれば幸せになれる、と教えるのが仏教です。まったくさかさまことをなぜ言うんでしょうね。
「お墓参りで願い事をしてはいけない」というのも、別にどちらでもいいと思います。そんなことで仏様は怒ったりしませんから、安心して祈ってください。
これだけではなく、本当に祈るべきなのは「忘己利他」の精神に沿った他人の幸せを祈ることであり、その祈りのこころが広まったらより良い世界になるだろう、と教えることも忘れていない。が、こういう(自分は破戒坊主です、と言い切ってしまう)ところにも魅力があるのだろう。
2009/05/19
中井俊己 「ラッキー」
本をいただくことはあまりないのだが、これは知人からいただいた一冊。
著者は文章が苦手だったがいつかは本を書いて出版したいと思っており、その夢がかなって何冊かの本を出版している。その理由は「ラッキーだったから」だ、と。そして「幸運になるには、コツがある」ので、そのコツのなかで「何か1つでも、これはいい!と思うものがあれば、試してみてください。」として数十個の自分が見つけた「ラッキーになるコツ」を紹介する。
よくある内容と言えば言えるのだが、この本が優れていると思ったのは以下のようなところ。
さらっと読めてしまい、一つ一つのコツは簡単そうなものが多いのだが、簡単そうに見えるコツも継続するのは結構大変。まえがきには
ステップ1 まずは試しにやってみる
ステップ2 2度、3度と繰り返す
ステップ3 もっと繰り返して、習慣(クセ)にしてしまう
とある。
コツのなかには、今までビジネス書や他の本で見たようなものも多い。結局、ラッキーのコツは誰が考えても似たようなものに落ち着くのかも。
ちょっと変わり種としては「15秒で話す」(最近で言うと、「エレベーターピッチ」とか言うものと同じ)や、「時計を5分進ませる」(よく会社などで言う「5分前行動」というのと同じ)など、日本企業で培われ(場合によっては失われ)てきた「しつけ」的なものもあり、今までの日本企業は案外ちゃんとしていたんじゃないか、という気もする。
こういう安価な文庫本でエッセンスを習得してから、個々のビジネス書とかライフハック本に枝分かれするというやり方が「ラッキー」を探すにはいいのかもしれない。題名を見ると、その直球系な感じにちょっと引いてしまうかもしれないが、そのバリアを乗り越えられれば内容に「自己啓発教」っぽいところはない。
逆の見方をすれば、ライフハックや数々の仕事術本のコツのうち「これはいいな」と思うものは単に仕事術ではなくラッキーになるための一つの習慣と思えばよりやる気が湧くかもしれない。仕事がうまくできることもラッキーにつながっているのだから当たり前ではあるけど、そういうことは仕事術本からは抜け落ちているような。
著者は文章が苦手だったがいつかは本を書いて出版したいと思っており、その夢がかなって何冊かの本を出版している。その理由は「ラッキーだったから」だ、と。そして「幸運になるには、コツがある」ので、そのコツのなかで「何か1つでも、これはいい!と思うものがあれば、試してみてください。」として数十個の自分が見つけた「ラッキーになるコツ」を紹介する。
よくある内容と言えば言えるのだが、この本が優れていると思ったのは以下のようなところ。
- 押しつけがましさがない(ゼロではないが類書に比べるとかなり少ない)
- コツの中にはライフハック的なものもある(心の問題だけじゃない、ということ)
- コツは全部見開きで完結し、4コマまんががついている
さらっと読めてしまい、一つ一つのコツは簡単そうなものが多いのだが、簡単そうに見えるコツも継続するのは結構大変。まえがきには
ステップ1 まずは試しにやってみる
ステップ2 2度、3度と繰り返す
ステップ3 もっと繰り返して、習慣(クセ)にしてしまう
とある。
コツのなかには、今までビジネス書や他の本で見たようなものも多い。結局、ラッキーのコツは誰が考えても似たようなものに落ち着くのかも。
ちょっと変わり種としては「15秒で話す」(最近で言うと、「エレベーターピッチ」とか言うものと同じ)や、「時計を5分進ませる」(よく会社などで言う「5分前行動」というのと同じ)など、日本企業で培われ(場合によっては失われ)てきた「しつけ」的なものもあり、今までの日本企業は案外ちゃんとしていたんじゃないか、という気もする。
こういう安価な文庫本でエッセンスを習得してから、個々のビジネス書とかライフハック本に枝分かれするというやり方が「ラッキー」を探すにはいいのかもしれない。題名を見ると、その直球系な感じにちょっと引いてしまうかもしれないが、そのバリアを乗り越えられれば内容に「自己啓発教」っぽいところはない。
逆の見方をすれば、ライフハックや数々の仕事術本のコツのうち「これはいいな」と思うものは単に仕事術ではなくラッキーになるための一つの習慣と思えばよりやる気が湧くかもしれない。仕事がうまくできることもラッキーにつながっているのだから当たり前ではあるけど、そういうことは仕事術本からは抜け落ちているような。
[PTA] 動員される会で話さない講師が増えるとうれしいかもしれない
川端裕人さんのblogを読んでいたら「動員」される会では話さないことにしよう(これから)というエントリがあった。そういう講師の方が増えるとこちらとしても助かります、と本部(の保護者側の立場)としては言いたい。
単Pのレベルでも イベントへの「動員」を委員会に割り振ってしまうことがある。これには三通りあり、
- ある役割(たとえば、地域教育座談会の書記の役割、とか)をある人数で用意することになっている場合
- ある会議の参加者(PTA指導者研修会に各委員会が参加)を決める場合
- ある会議のサクラとして聞きに行く場合
がある。1と2は、本部や市P連、教育委員会などがやることの内容を計画して人数を割り振る。あるいは自分たちが計画するイベントの場合もある。それに必要な役割(●●委員会が2名、というような)の参加をお願いするというもの。これはPTAの活動の一環と言えなくもない。
問題は3の場合で、これは、全世帯にお便りを配布するのだが、うちの学校のPTAでは常任委員会の中で最低限の出席者(これは主催者側から割り当てが学校に「三人以上でお願いします」等と来るらしい。その依頼文書を見たことはないが)を割り振ることが多い。
毎年開催される会議の場合は●●委員会に何人お願いする、というレベルにまで詳細化されていることが多い。常任委員会の引き継ぎの段階で、ほとんどの委員会で「この委員会の人は何月ごろの●●会議に2人出ることになっています」という引き継ぎがされていて、4月の時点で役割として割り振られていることが多い。委員になっている保護者にしてみれば「業務の一環」としてとらえられているのかもしれない。だからといって出席のためのスケジュールのやりくりなどが(特に月末だったりすると)簡単だとは言えない。無理にお願いしている場合がほとんであるのは事実としては変わらない。
「聞いてみたら面白かった」、「役に立った」という感想をおっしゃる保護者が大半なので「良かったのかな」と思いがちだ。というか、そう言ってもらえると正直言うとほっとする。でも、それでいいのか、という反省は「去年も やっていたことだから今年もお願いします」と言ってしまった現本部の自分たちには必要なんじゃないかとも思う。
空席が多いとせっ かく来ていただいた先生に失礼だから、という理由づけも動員の動機の一つだが「動員」で席を埋めるのも失礼なんじゃないか、という気もする。 今回の「動員」をお願いした早稲田大学人間科学学術院教授の菅野純氏の講演会(「子どもの心のケア」)は聞きたかったのだけれど開催が月末で仕事のスケジュールが合わず自分は断念。
本筋じゃないところで川端氏のblogにおどろいたことは、「報酬は「菓子折程度」のこともよくあるわけで」というところ。え?そうなの?講師もほとんど「奉仕」に近いのね。往復時間と菓子折り代を考えたら合わないと思う。
2009/05/18
[PTA] 市PTA連絡協議会
先日、市PTA連絡協議会の定期総会が開催された。今年も本部なので一応出席。総会の後は会長のみが、単位PTA(単P)会長会、さらにその後は懇親会。会長ご苦労様です。
この会長の懇親会費は単P持ち出しがある。一年に何回かこういった負担の発生があり、PTAとして予算を計上して支出することにしている。本部が持ち出しで参加するものとしてはもう一つ市P連主催の「情報交換会」「教育長と語る会」というものがある。情報交換会は実質ホテルを借りてのパーティーみたいなものだし、語る会も懇親会付属だったはず。なんだかんだで個人負担はきびしいので、10万円の予算をPTAで予算化している。
この10万円を自分たちの活動に使えるなら使いたいところだが、仮にこの予算を廃止したところで懇親会や情報交換会には参加せざるを得ないので、本部役員持ち出しになるだけのことだろう。そうなると結果的に本部役員がPTA活動に間接的に寄付しているような状況ができてしまう。
単Pの立場とすれば一番簡単なのは、市P連で「景気回復まで当分懇親会・情報交換会は見合わせる」とでも言ってくれることなのだが。
もうひとつ、当たり前のことだけど今回初めて気が付いたのが、PTA会長への「充て職」の多さだ。
市によって違うだろうが海老名市の場合は23の役職を各校会長に強制的に割り振っている。その中には市P連会長職と連動しているものもある。だから会長校の順番に当たると大変なのだが、それ以外の学校のPTA会長に割り当てるものがあり、うちの学校のPTAの会長にも1個回ってきている。19校にまんべんなく回るようにしてあるのだと推測。
会長経験者に聞いたところ、これらの「充て職」の会議は「平日の午後1時から1時間」などと指定されてくるそうだ。その会議だけのために有給休暇や使用外出を使うわけにもいかず欠席することが多かった、とのことだった。会議の中には作文コンクールや絵画コンクールの審査なんていうものもあるらしい。それでも問題は起こらないとのことなので、役所の官僚組織の優秀さに感謝、というところかもしれない。
この会長の懇親会費は単P持ち出しがある。一年に何回かこういった負担の発生があり、PTAとして予算を計上して支出することにしている。本部が持ち出しで参加するものとしてはもう一つ市P連主催の「情報交換会」「教育長と語る会」というものがある。情報交換会は実質ホテルを借りてのパーティーみたいなものだし、語る会も懇親会付属だったはず。なんだかんだで個人負担はきびしいので、10万円の予算をPTAで予算化している。
この10万円を自分たちの活動に使えるなら使いたいところだが、仮にこの予算を廃止したところで懇親会や情報交換会には参加せざるを得ないので、本部役員持ち出しになるだけのことだろう。そうなると結果的に本部役員がPTA活動に間接的に寄付しているような状況ができてしまう。
単Pの立場とすれば一番簡単なのは、市P連で「景気回復まで当分懇親会・情報交換会は見合わせる」とでも言ってくれることなのだが。
もうひとつ、当たり前のことだけど今回初めて気が付いたのが、PTA会長への「充て職」の多さだ。
市によって違うだろうが海老名市の場合は23の役職を各校会長に強制的に割り振っている。その中には市P連会長職と連動しているものもある。だから会長校の順番に当たると大変なのだが、それ以外の学校のPTA会長に割り当てるものがあり、うちの学校のPTAの会長にも1個回ってきている。19校にまんべんなく回るようにしてあるのだと推測。
- 県PTA協議会理事 (会長校のPTA会長)
- 県PTA協議会代議員(2人)
- 市社会教育委員
- 市学校保健会副会長
- 市学校保健会委員
- 市学校給食センター運営協議会副会長
- 市学校給食センター運営協議会会計監査
- 市学校給食センター運営協議会委員
- 市学校図書館協議会委員
- 市交通安全対策協議会委員
- 市防犯協会委員
- 市交通防犯市民のつどい実行委員
- 市青少年問題協議会委員
- 市廃棄物対策推進協議会委員
- 市部活動振興会理事
- 厚木土木事務所県民懇談会委員
- 県央地区社会環境健全化推進連絡会議委員
- 次世代育成支援対策委員会委員
- えびなの森想像事業実行委員
- 地域禁煙サポート会議委員
- 海老名市放課後子どもプラン運営委員会
会長経験者に聞いたところ、これらの「充て職」の会議は「平日の午後1時から1時間」などと指定されてくるそうだ。その会議だけのために有給休暇や使用外出を使うわけにもいかず欠席することが多かった、とのことだった。会議の中には作文コンクールや絵画コンクールの審査なんていうものもあるらしい。それでも問題は起こらないとのことなので、役所の官僚組織の優秀さに感謝、というところかもしれない。
市P連の重要な機能である集金に関しては、各校ごとの分担金が議事録にある。今回の改正で課金スキームが変わった。
市P分担金10円×世帯数+4000県P分担金33円×世帯数
の合計になる。県P分担金から日本PTA全国協議会への 6円×世帯数 が上納されていると思うのだが、県Pのウェブサイトなどからはわからない。
先日、日Pの広報誌をダウンロードして読んでいたところ、平成23年度に値上げすることが日Pの総会で承認されたらしい。また上納金が値上げされるわけだ。もし世帯数減少をカバーするための値上げだとすると今後延々と値上げされることになるのだが。
年間43円(県P33円、市P10円)で十分高額だと考えていたのだが、他の地域ではもっと高額なところもあるようで、札幌市厚別区PTA連合会をみると年 230円とあった。政令指定都市だと高額なんだろうか。リンク先のページにはそれなりに存在意義が書かれているのだが、そもそも保護者・教員のボランティア組織であるPTAの上部組織がこのように肥大化するのはおかしいというのが末端PTAに本部役員として参加している自分の感覚だ。PTA組織も一度肥大したものを崩すのはなかなか大変なようだ。官僚組織の肥大化を皮肉ったのはパーキンソンの法則だっけ?
市P連の情報公開度は自分からみると十分なレベルになっている。昨年の事業報告など見るとなかなか面白い。
2009/05/17
[インターネット] bloggerのインポート機能
blogger.comにはxmlで吐き出したxmlをインポートする機能がある。
テスト的にこれを使ってみたのだが、間違って、今のblogの3月ごろのバックアップを指定してしまった。本当は違うblogから取りこむつもりだったのだ。
結果、bloggerで重複を判断して取りこまなかった。これはよかった。
欠点が一つあって、それは、投稿予約している記事が表示されない場合があること。
焦りまくったが、新しい記事を一本予約したら表示が復活した。記事は消えていなくて表示されていなかっただけのようだ。
ちょっとバグっぽい動作なのだが試すのは怖いので再現試験をするのはやめておきます。
テスト的にこれを使ってみたのだが、間違って、今のblogの3月ごろのバックアップを指定してしまった。本当は違うblogから取りこむつもりだったのだ。
結果、bloggerで重複を判断して取りこまなかった。これはよかった。
欠点が一つあって、それは、投稿予約している記事が表示されない場合があること。
焦りまくったが、新しい記事を一本予約したら表示が復活した。記事は消えていなくて表示されていなかっただけのようだ。
ちょっとバグっぽい動作なのだが試すのは怖いので再現試験をするのはやめておきます。
2009/05/07
[NASCAR] 2009 第6戦 マーティンズビル
NASCAR
sprint cup シリーズ 第6戦 Goody's Fast Pain Relief 500
2009年3月29日 マーティンズビル・スピードウェイ
放送:G+、解説:桃田健史。実況:福徳一志。
0.526マイルを500周。263マイルのレース。バンクはターンで12度とかなりフラット。路面がコンクリートとアスファルトの混合。
最終順位
ジョンソンが優勝。ヘンドリックの25年記念に花を添えた。
リック・ヘンドリックが25年前にオーナーとして初めて優勝を飾ったコース。ヘンドリック勢としては勝ちたい。
国歌はARMYの楽隊。Start Your Enginesはグランドマーシャルの人たち。
雨のため予選がなく、オーナーズポイント順でのグリッドになっている。オーナーズポイントの44位以下のチームはそのまま撤収。予選がないため、40周目のコンペティンションイエローがある。
タイヤ
右前のタイヤのトラブルが多く、エリオット・サドラー (Elliot Sadler)やアリック・アルミローラ (Aric Almirola)、ロビー・ゴードン (Robby Gordon)が右前タイヤのパンクで緊急ピット。アルミローラは複数回発生している。
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)もタイヤトラブルでスローダウンして緊急ピットイン。その際、観客がガッツポーズをしている。ヒール役もここまで来ると大したものだ、というところか。
ショートコースのグリップを得るために空気圧を下げて調整するがそれが過熱の原因になり、バーストを誘発しているらしい。
2周連続2位
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)は前戦ブリストルでは2位。このときはリスタートが悪かった。今回のリスタートは「学習効果が出ていますね」(桃田氏)という良い結果を出していた、最後までジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)と競り合ったが、外側に出たところにジョンソンがイン側から抜きにかかった。ここで接触があり2台ともスピンしてもおかしくない状態でリアが流れたが持ちこたえてチェッカー。マーティンズビルでのハムリンはリスタートは良かったがコーナーの出口が遅く、そこで後ろに追いつかれてしまう。
新型ブレーキ
ジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)はイギリスのアルコーの新型ブレーキを試験的に使用している。このコースはブレーキに厳しいのでききやすいのであれば効果はあるかもしれない。一方でブレーキに頼りすぎるのは危険かも。
クルーチーフをバッシング
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)が勝てないのはクルーチーフのトニー・ユーリ・ジュニア(Tony Eury Jr.)にも原因があるのではないか、という批判が強くなって、リック・ヘンドリックが「変えるつもりはない」との声明を出すなど大きな騒ぎになっている。当初、車のトラブルでジュニアが下位に沈んだことに原因があるらしい。しかし、序盤はヘンドリック勢全体がイマイチな状態だったことを考えればヘンドリック全体の不調とも言えた。しかし、今後チームメートが勝ち、ジュニアだけが異常に低い順位になる、ということにでもなればクルーチーフ原因論は勢いを増すかもしれない。
元々が現クルーチーフのトニー・ユーリー・ジュニアの父がクルーチーフをしていて、その縁でジュニアが トニー・ユーリー・ジュニアをクルーチーフにした、といういきさつもあるらしい。2008後半のチェイスでは作戦が明らかにヘンなレースが目立ち、燃費作戦をしなくてもいいときに燃費作戦をしてみたり、余計なタイヤ交換をしてみたり、と空回りした作戦が多かった気がする。
2009シーズンのここまでのジュニアの順位が10位以下にとどまるレースが多いこともあって、今後も再燃しそうな問題だ。
ヘンドリック
このコースで25年前にチームオーナーとして初勝利を挙げてトイレットペーパーでお祝いをした、とインタビューワーが言っていた。今回はジミー・ジョンソンが勝利をプレゼントできた。ヘンドリックの4台がtop 10に入るという素晴らしい成績。ロングランが良く上位に残るということはセッティングが良い。(桃田氏)
ジョーギブスのチームプレー
ジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)のデニーハムリンが終盤までトップを争う一方、カイル・ブッシュ (Kyle Busch)は2ラップダウン。ところがラップダウンの先頭にいたことでリスタートのイン側にカイル・ブッシュ、外側にハムリン、という疑似フロントローが発生。
最後のリスタート時にカイル・ブッシュが微妙に邪魔をする動きをしたことで、ハムリンを前に出して、ジョンソンがパスするのを妨害した格好になった。この後、ジョンソンはハムリンをパスして優勝したが、このままハムリンが勝っていたら、カイル・ブッシュのナイスアシストになるところだったかも。
ホットドッグ
ホットドッグがマーティンズビルの名物と言われているらしく、それについてドライバーインタビューがあった。よく聞き取れなかったが、ケーシー・ケインだったか「カリフォルニア生まれだからホットドッグと言えば赤いやつだよね」と。「日本から来た人が「イン・アンド・アウトにつれって言ってくださいよー」と云うのでレンタカーに乗って探すんだ。」と桃田氏。ここは注文を聞いて作ってくれるホットドッグの店らしい。
sprint cup シリーズ 第6戦 Goody's Fast Pain Relief 500
2009年3月29日 マーティンズビル・スピードウェイ
放送:G+、解説:桃田健史。実況:福徳一志。
0.526マイルを500周。263マイルのレース。バンクはターンで12度とかなりフラット。路面がコンクリートとアスファルトの混合。
最終順位
ジョンソンが優勝。ヘンドリックの25年記念に花を添えた。
リック・ヘンドリックが25年前にオーナーとして初めて優勝を飾ったコース。ヘンドリック勢としては勝ちたい。
国歌はARMYの楽隊。Start Your Enginesはグランドマーシャルの人たち。
雨のため予選がなく、オーナーズポイント順でのグリッドになっている。オーナーズポイントの44位以下のチームはそのまま撤収。予選がないため、40周目のコンペティンションイエローがある。
タイヤ
右前のタイヤのトラブルが多く、エリオット・サドラー (Elliot Sadler)やアリック・アルミローラ (Aric Almirola)、ロビー・ゴードン (Robby Gordon)が右前タイヤのパンクで緊急ピット。アルミローラは複数回発生している。
カイル・ブッシュ (Kyle Busch)もタイヤトラブルでスローダウンして緊急ピットイン。その際、観客がガッツポーズをしている。ヒール役もここまで来ると大したものだ、というところか。
ショートコースのグリップを得るために空気圧を下げて調整するがそれが過熱の原因になり、バーストを誘発しているらしい。
2周連続2位
デニー・ハムリン (Denny Hamlin)は前戦ブリストルでは2位。このときはリスタートが悪かった。今回のリスタートは「学習効果が出ていますね」(桃田氏)という良い結果を出していた、最後までジミー・ジョンソン (Jimmie Johnson)と競り合ったが、外側に出たところにジョンソンがイン側から抜きにかかった。ここで接触があり2台ともスピンしてもおかしくない状態でリアが流れたが持ちこたえてチェッカー。マーティンズビルでのハムリンはリスタートは良かったがコーナーの出口が遅く、そこで後ろに追いつかれてしまう。
新型ブレーキ
ジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)はイギリスのアルコーの新型ブレーキを試験的に使用している。このコースはブレーキに厳しいのでききやすいのであれば効果はあるかもしれない。一方でブレーキに頼りすぎるのは危険かも。
クルーチーフをバッシング
デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)が勝てないのはクルーチーフのトニー・ユーリ・ジュニア(Tony Eury Jr.)にも原因があるのではないか、という批判が強くなって、リック・ヘンドリックが「変えるつもりはない」との声明を出すなど大きな騒ぎになっている。当初、車のトラブルでジュニアが下位に沈んだことに原因があるらしい。しかし、序盤はヘンドリック勢全体がイマイチな状態だったことを考えればヘンドリック全体の不調とも言えた。しかし、今後チームメートが勝ち、ジュニアだけが異常に低い順位になる、ということにでもなればクルーチーフ原因論は勢いを増すかもしれない。
元々が現クルーチーフのトニー・ユーリー・ジュニアの父がクルーチーフをしていて、その縁でジュニアが トニー・ユーリー・ジュニアをクルーチーフにした、といういきさつもあるらしい。2008後半のチェイスでは作戦が明らかにヘンなレースが目立ち、燃費作戦をしなくてもいいときに燃費作戦をしてみたり、余計なタイヤ交換をしてみたり、と空回りした作戦が多かった気がする。
2009シーズンのここまでのジュニアの順位が10位以下にとどまるレースが多いこともあって、今後も再燃しそうな問題だ。
ヘンドリック
このコースで25年前にチームオーナーとして初勝利を挙げてトイレットペーパーでお祝いをした、とインタビューワーが言っていた。今回はジミー・ジョンソンが勝利をプレゼントできた。ヘンドリックの4台がtop 10に入るという素晴らしい成績。ロングランが良く上位に残るということはセッティングが良い。(桃田氏)
ジョーギブスのチームプレー
ジョー・ギブズ レーシング (Joe Gibbs Racing)のデニーハムリンが終盤までトップを争う一方、カイル・ブッシュ (Kyle Busch)は2ラップダウン。ところがラップダウンの先頭にいたことでリスタートのイン側にカイル・ブッシュ、外側にハムリン、という疑似フロントローが発生。
最後のリスタート時にカイル・ブッシュが微妙に邪魔をする動きをしたことで、ハムリンを前に出して、ジョンソンがパスするのを妨害した格好になった。この後、ジョンソンはハムリンをパスして優勝したが、このままハムリンが勝っていたら、カイル・ブッシュのナイスアシストになるところだったかも。
ホットドッグ
ホットドッグがマーティンズビルの名物と言われているらしく、それについてドライバーインタビューがあった。よく聞き取れなかったが、ケーシー・ケインだったか「カリフォルニア生まれだからホットドッグと言えば赤いやつだよね」と。「日本から来た人が「イン・アンド・アウトにつれって言ってくださいよー」と云うのでレンタカーに乗って探すんだ。」と桃田氏。ここは注文を聞いて作ってくれるホットドッグの店らしい。
2009/05/06
バルバラ・ベルクハン「グサリとくる一言をはね返す心の護身術」
この種の本でアメリカ人が書いた本を読んだことがある。うまく言えないがしっくり来ない感覚が強く、見習うところまで到達できなかった。
この本の最初の2章「あなたはもっと図太くなれる」「非人情のすすめ」までを読んだときの第一印象は、「ヨーロッパ人もこんな風(日本人風)な考えをして悩んでいるんだなあ」ということだった。だから、この本は役に立つかも、とも思ったわけだ。職場でパワハラまではいかないにしても、キツい言い方をする人は必ずいるし、そういう人とも仕事上は付き合わなければならない。その参考にしようと思って読んだ。
最初の「自己軽蔑をやめよう」というのでも、「内なる批判者」を見つけ出して、オンエア時間を制限しよう、行ったことをメモしよう、大事な時には黙っていてもらおう、というようなわかりやすい(できそうな気がする)項目になっている。
自分がもっとも気に入ったのは他人の感情に対して境界線を引き巻き込まれない方法として「非人情になる」と、「防御楯を築く」というもの。最後の方の「攻撃するならご自由に!」というところまで到達するには意識的な練習が必要だろう。しかし、この程度ならできそうだ、と思えるレベルになっているところがこの本の優れた点だ。
ここに説明されているテクニックを自分なりに自然と身につけている人とそうでない人がいるので「グサリ」度の違いがあるのだ。傷つくかどうかは自分の気持ちの持ちようが大きいのだから、練習次第では傷つきにくくなることは可能な気がしてくる、というのがこの本のもっとも大きい効用かもしれない。翻訳には不自然さがなく違和感がないのもいい。
同じ著者の「アタマにくる一言へのとっさの対応術」も読んでみたくなった。
この本の最初の2章「あなたはもっと図太くなれる」「非人情のすすめ」までを読んだときの第一印象は、「ヨーロッパ人もこんな風(日本人風)な考えをして悩んでいるんだなあ」ということだった。だから、この本は役に立つかも、とも思ったわけだ。職場でパワハラまではいかないにしても、キツい言い方をする人は必ずいるし、そういう人とも仕事上は付き合わなければならない。その参考にしようと思って読んだ。
最初の「自己軽蔑をやめよう」というのでも、「内なる批判者」を見つけ出して、オンエア時間を制限しよう、行ったことをメモしよう、大事な時には黙っていてもらおう、というようなわかりやすい(できそうな気がする)項目になっている。
自分がもっとも気に入ったのは他人の感情に対して境界線を引き巻き込まれない方法として「非人情になる」と、「防御楯を築く」というもの。最後の方の「攻撃するならご自由に!」というところまで到達するには意識的な練習が必要だろう。しかし、この程度ならできそうだ、と思えるレベルになっているところがこの本の優れた点だ。
ここに説明されているテクニックを自分なりに自然と身につけている人とそうでない人がいるので「グサリ」度の違いがあるのだ。傷つくかどうかは自分の気持ちの持ちようが大きいのだから、練習次第では傷つきにくくなることは可能な気がしてくる、というのがこの本のもっとも大きい効用かもしれない。翻訳には不自然さがなく違和感がないのもいい。
同じ著者の「アタマにくる一言へのとっさの対応術」も読んでみたくなった。
2009/05/05
[フォーミュラ・ニッポン] 2009 第1戦 富士
フォーミュラ・ニッポン
2009年4月5日(日) 富士スピードウェイ
放送:JSPORTS
実況:ピエール北川
解説:土屋武士、本山哲(ゲスト)
最終結果
今年の車は
高速コーナーがすごく速い。エンジンは50馬力ほどupした。ホンダとトヨタのレース専用3.4Lエンジン。
事前テストが天候が不順のため、テスト時間が少ない。
オーバーテイクシステムが付いた。
オーバーテイクシステム
ボタンを押すと10300のレブリミッタが20秒間400回転伸びる。5回使える。使うたびにロールバーのLEDが点滅して終わると消える。LEDは前を走る車からは見えるが後ろを走っている車からは見えない。点灯のタイミングはボタンを押した5秒後から。
ルールの変更
金曜日のフリー走行がなくなった。ドライバーからすれば今の時点ではそれは気にならない。
ピット1回は義務付け。
ポイントシステムは昔に戻った感じ。
ドライバーの変化
若手の参戦が多い。平均年齢が26.1歳(第1戦の時点)。「僕と武士が(笑)平均年齢を上げていたので」(本山選手)
最年長は33歳の立川選手。
「自分がデビューしたころは星野さんが(40代で)まだ走っていた」(本山選手)
「ちょっと前ならまだ若手といわれた年齢」(土屋選手)
アクシデント多発
石浦がスタートでエンジンストールでピットから1周遅れスタート。
スタートの1コーナーでデュバルと小暮が接触して小暮が遅れる。
16周で松田がロッテラーに突っ込まれてリタイア。
TVインタビューでは平手選手が「2008年は勝っても"リバース"と言われた。今年はリバースグリッドもないので、実力で勝ちたい」というような発言を。リバースグリッドはここまで台数が少ないと面白くならないので2009に使わないのは正しい判断のような気がする。
決勝:
オーバーテイクシステムは使い方の上手下手が初戦ということもあって別れた。デュバルはコーナーの手前でスイッチを押すがオーバーテイクできず。小暮は押すたびに一台パスする感じでうまく使えていた。塚越はオーバーテイクで出たスピードでブレーキポイントが遅れてコーナーではみ出す、など、上達する必要がありそう。
本山選手によれば、「スタート時には前も後も距離がないため、1回、2回は使うはず。相手が使うと自分も使うことになる。」「押すと自分のボタンも押す感じですね。」
トレルイユ選手がリードしながら最後までオーバーテイクシステムを残していることについて、
「大人になりましたね。それか、、ブノワっぽいところで言うと付いていることを忘れているとか(笑)。余らせたら次で10回使いたいですね。」本山選手。
「若いドライバーはボタンを押しなれているけれど、オジサンは押しなれていないから」土屋選手。
小暮の車は燃料ホースが入りにくく、ピットでホースがささらないために数秒をロスしてしまう。もともと、燃料が少なめでスタートしていたのでピット作業は長いのだが、ここでさらにタイムロス。
ピットインまではリードしていた伊沢はピットアウトのアウトラップでトレルイユにオーバーテイクされた。前も後もオーバーテイクボタンを使う状況だった。
トレルイユは最後までリードを保ちチェッカー。
塚越と大島のライバルどうしのルーキー対決は最終周までせりあって6位争いをしており、最終周に入った時点で後ろにいた塚越がどこでパスしたのか最後にはリードした。大島選手の髪が緑色なのは舘監督の指示だそうだ。
表彰台インタビューで星野監督が「東名も安くなることだし、こんなに面白いレースはないんだから、みなさん、鈴鹿に来て応援よろしくお願いします。」と言っていた。8チームで13台のレースになった今年のFN。レースクイーンが少ないため、カメコも減少するだろう。
ピエール北川は、サーキットアナウンサーが一番生き生きしているが、実況はこのフォーミュラ・ニッポンが一番はまっているように感じる。WTCCやモトバトルは少し時間が短くて内容をこなすことが優先になるため、「あそび」が少ないかもしれない。
2009年4月5日(日) 富士スピードウェイ
放送:JSPORTS
実況:ピエール北川
解説:土屋武士、本山哲(ゲスト)
最終結果
1 | 2 | ブノワ・トレルイエ | LAWSON TEAM IMPUL |
2 | 41 | 伊沢 拓也 | DOCOMO TEAM DANDELION RACING |
3 | 20 | 平手 晃平 | ahead TEAM IMPUL |
今年の車は
高速コーナーがすごく速い。エンジンは50馬力ほどupした。ホンダとトヨタのレース専用3.4Lエンジン。
事前テストが天候が不順のため、テスト時間が少ない。
オーバーテイクシステムが付いた。
オーバーテイクシステム
ボタンを押すと10300のレブリミッタが20秒間400回転伸びる。5回使える。使うたびにロールバーのLEDが点滅して終わると消える。LEDは前を走る車からは見えるが後ろを走っている車からは見えない。点灯のタイミングはボタンを押した5秒後から。
ルールの変更
金曜日のフリー走行がなくなった。ドライバーからすれば今の時点ではそれは気にならない。
ピット1回は義務付け。
ポイントシステムは昔に戻った感じ。
ドライバーの変化
若手の参戦が多い。平均年齢が26.1歳(第1戦の時点)。「僕と武士が(笑)平均年齢を上げていたので」(本山選手)
最年長は33歳の立川選手。
「自分がデビューしたころは星野さんが(40代で)まだ走っていた」(本山選手)
「ちょっと前ならまだ若手といわれた年齢」(土屋選手)
アクシデント多発
石浦がスタートでエンジンストールでピットから1周遅れスタート。
スタートの1コーナーでデュバルと小暮が接触して小暮が遅れる。
16周で松田がロッテラーに突っ込まれてリタイア。
TVインタビューでは平手選手が「2008年は勝っても"リバース"と言われた。今年はリバースグリッドもないので、実力で勝ちたい」というような発言を。リバースグリッドはここまで台数が少ないと面白くならないので2009に使わないのは正しい判断のような気がする。
決勝:
オーバーテイクシステムは使い方の上手下手が初戦ということもあって別れた。デュバルはコーナーの手前でスイッチを押すがオーバーテイクできず。小暮は押すたびに一台パスする感じでうまく使えていた。塚越はオーバーテイクで出たスピードでブレーキポイントが遅れてコーナーではみ出す、など、上達する必要がありそう。
本山選手によれば、「スタート時には前も後も距離がないため、1回、2回は使うはず。相手が使うと自分も使うことになる。」「押すと自分のボタンも押す感じですね。」
トレルイユ選手がリードしながら最後までオーバーテイクシステムを残していることについて、
「大人になりましたね。それか、、ブノワっぽいところで言うと付いていることを忘れているとか(笑)。余らせたら次で10回使いたいですね。」本山選手。
「若いドライバーはボタンを押しなれているけれど、オジサンは押しなれていないから」土屋選手。
小暮の車は燃料ホースが入りにくく、ピットでホースがささらないために数秒をロスしてしまう。もともと、燃料が少なめでスタートしていたのでピット作業は長いのだが、ここでさらにタイムロス。
ピットインまではリードしていた伊沢はピットアウトのアウトラップでトレルイユにオーバーテイクされた。前も後もオーバーテイクボタンを使う状況だった。
トレルイユは最後までリードを保ちチェッカー。
塚越と大島のライバルどうしのルーキー対決は最終周までせりあって6位争いをしており、最終周に入った時点で後ろにいた塚越がどこでパスしたのか最後にはリードした。大島選手の髪が緑色なのは舘監督の指示だそうだ。
表彰台インタビューで星野監督が「東名も安くなることだし、こんなに面白いレースはないんだから、みなさん、鈴鹿に来て応援よろしくお願いします。」と言っていた。8チームで13台のレースになった今年のFN。レースクイーンが少ないため、カメコも減少するだろう。
ピエール北川は、サーキットアナウンサーが一番生き生きしているが、実況はこのフォーミュラ・ニッポンが一番はまっているように感じる。WTCCやモトバトルは少し時間が短くて内容をこなすことが優先になるため、「あそび」が少ないかもしれない。
2009/05/04
[WTCC] 2009 Round 3, 4 Puebla
世界ツーリングカー選手権(WTCC)
2009年3月21, 22日 プエブラ (WikiPediaへのリンク)(Puebla メキシコ)
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
Autódromo Miguel E. Abedに移って南米シリーズの第2戦が開催された。
ウェイトを積まないガチンコレースはここまで。次回以降はサクセスバラストが発生する。
コースはオーバルとロードコースを半分ずつぐらい使う変則コース。路面はかなりでこぼこがあり、高速のオーバルですらあまりなめらかではなさそう。
標高の高いコースなので吸気がターボかそうではないかでは性能差が出そう。
予選結果は、BMWのファーフス、プリオールがフロントローに並ぶ。全戦のクリティバから時間がなかったので車の大幅な性能向上は考えにくい(木下氏)。このコースはSEATが良い成績を残しているので、意外と言える。
Race 3
最終結果
スタートはリデルがうまく飛び込んで2位につけ、さらにファーフスをかわして1位。ファーフスは離されずにリデルに付いていき、テール・トゥ・ノーズで追いかけている。プリオールはタルキーニがはらんだところを後ろから当てながら抜き3位。
最終周にかけて、プリオールがファステストを出してファーフスに追いつき、この二人のバトルになる。このすきにリデルが逃げてしまった。車を止めた後、ファーフスとプリオールは何か言い合っているような感じで話をして、最後にはお互いをポンポンと祝福していた。
Hパターンとシーケンシャル
BMWのギアシフトはHパターンのままにしているそうだ。これは市販車により近い状態の車でレースをするというポリシーから来ている。BMWでは唯一シーケンシャルになっているのが、ザナルディである。彼は足に障害があるためそのようなメカ構造を取っているとのこと。
シーケンシャルは単純にシフトアップやダウンの時間が短いの加速が良い。また、操作しながら横Gに耐えなければならないHパターンはやっぱり大変。(木下氏)
Race 4
最終結果
スタートはリバースグリッドでラリーニ(シボレー)がポールポジション。しかし、ここではシボレーは分が悪く、スタートからジェネ、J.ミュラー、タルキーニ、Y.ミュラーというあたりが上位を占める。タルキーニが「いじめられ役」(木下氏)。ラリーニが後ろをふたをしてしまい「ラリーニドラインビングスクールになっています。」(ピエール)
ファーフス
混戦で少し弱いところがある。「ブラジルに行ったら大富豪の息子だったりするかも。キュートな奥さんをもらっているし。育ちがいいので松田次生選手のように最初のころはバトルに弱さが見えるのか」(ピエール北川氏)。
ジェネ、J.ミュラーがトップを争いJ.ミュラーはファステスト。J.ミュラーは6Lap目でちょっとアンダーが出て加速が鈍り、タルキーニにコーナーでインから押し出されてコースアウト。タルキーニはキレ気味で、自身もスピンしてコースアウトする。
この後は現チャンピオンのY.ミュラーと旧チャンピオンのプリオールが2,3位で競り合いながら、8Lap、先頭のジェネがインを広く空けたところに飛び込み1,2位に浮上。
そのままチェッカーとなった。
メキシコは新型インフルエンザA型で混乱した状況になっているとの話もあるので、このレースの開催がもしもうちょっと後だったら無観客レースとなった可能性もあるかも。
2009年3月21, 22日 プエブラ (WikiPediaへのリンク)(Puebla メキシコ)
放送:GAORA
実況:ピエール北川
解説:木下隆之
Autódromo Miguel E. Abedに移って南米シリーズの第2戦が開催された。
ウェイトを積まないガチンコレースはここまで。次回以降はサクセスバラストが発生する。
コースはオーバルとロードコースを半分ずつぐらい使う変則コース。路面はかなりでこぼこがあり、高速のオーバルですらあまりなめらかではなさそう。
標高の高いコースなので吸気がターボかそうではないかでは性能差が出そう。
予選結果は、BMWのファーフス、プリオールがフロントローに並ぶ。全戦のクリティバから時間がなかったので車の大幅な性能向上は考えにくい(木下氏)。このコースはSEATが良い成績を残しているので、意外と言える。
Race 3
最終結果
1 | リカルド・リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Sport |
2 | アウグスト・ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW Team Germany |
3 | アンディ・プリオール(Andy PRIAULX) | BMW Team UK |
4 | イバン・ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Sport |
5 | ヨルグ・ミュラー(Jorg MULLER) | BMW Team Germany |
スタートはリデルがうまく飛び込んで2位につけ、さらにファーフスをかわして1位。ファーフスは離されずにリデルに付いていき、テール・トゥ・ノーズで追いかけている。プリオールはタルキーニがはらんだところを後ろから当てながら抜き3位。
最終周にかけて、プリオールがファステストを出してファーフスに追いつき、この二人のバトルになる。このすきにリデルが逃げてしまった。車を止めた後、ファーフスとプリオールは何か言い合っているような感じで話をして、最後にはお互いをポンポンと祝福していた。
Hパターンとシーケンシャル
BMWのギアシフトはHパターンのままにしているそうだ。これは市販車により近い状態の車でレースをするというポリシーから来ている。BMWでは唯一シーケンシャルになっているのが、ザナルディである。彼は足に障害があるためそのようなメカ構造を取っているとのこと。
シーケンシャルは単純にシフトアップやダウンの時間が短いの加速が良い。また、操作しながら横Gに耐えなければならないHパターンはやっぱり大変。(木下氏)
Race 4
最終結果
1 | イバン・ミュラー(Yvan MULLER) | SEAT Sport |
2 | アンディ・プリオール(Andy PRIAULX) | BMW Team UK |
3 | リカルド・リデル(Rickard RYDELL) | SEAT Sport |
4 | アウグスト・ファーフス(Augusto FARFUS) | BMW Team Germany |
5 | セルジオ・エルナンデス(Sergio HERNANDEZ) | BMW Team Italy-Spain |
スタートはリバースグリッドでラリーニ(シボレー)がポールポジション。しかし、ここではシボレーは分が悪く、スタートからジェネ、J.ミュラー、タルキーニ、Y.ミュラーというあたりが上位を占める。タルキーニが「いじめられ役」(木下氏)。ラリーニが後ろをふたをしてしまい「ラリーニドラインビングスクールになっています。」(ピエール)
ファーフス
混戦で少し弱いところがある。「ブラジルに行ったら大富豪の息子だったりするかも。キュートな奥さんをもらっているし。育ちがいいので松田次生選手のように最初のころはバトルに弱さが見えるのか」(ピエール北川氏)。
ジェネ、J.ミュラーがトップを争いJ.ミュラーはファステスト。J.ミュラーは6Lap目でちょっとアンダーが出て加速が鈍り、タルキーニにコーナーでインから押し出されてコースアウト。タルキーニはキレ気味で、自身もスピンしてコースアウトする。
この後は現チャンピオンのY.ミュラーと旧チャンピオンのプリオールが2,3位で競り合いながら、8Lap、先頭のジェネがインを広く空けたところに飛び込み1,2位に浮上。
そのままチェッカーとなった。
メキシコは新型インフルエンザA型で混乱した状況になっているとの話もあるので、このレースの開催がもしもうちょっと後だったら無観客レースとなった可能性もあるかも。
2009/05/03
[インターネット] Google カレンダー検索終了
PTAのスケジュールをGoogleカレンダーにしておくと便利な人もいるかもしれないと思い入力した。
2008年度も同じことをしていたのだが、自分のアカウントを使って作ったため公開するときにプロフィールをどうするかなど悩んでしまい結局何もできなかった。
2009年は別のアカウントを作ってそこからカレンダーを作成し、公開フラグをたてた。ところが、カレンダーを検索しようとすると検索画面がなくなっていた。公開されているカレンダーは国別の祝日ぐらいになっている。
Google のサポートページにも公式に終了告知が出ていた。これによると、「U.S. English-only」の機能として運用していた。あまり広く使われなかった。保守が難しかった。とのこと。
カレンダーそのものについてはこれをGoogleがほかのサービスのように検索タグを付けて収益を上げることが難しそうな気もするので、今後はどうなるだろう。最近ではノートブックも終了したことだし、Googleとしては儲かりそうな図書検索などに重点を置きたいのかもしれない。
2008年度も同じことをしていたのだが、自分のアカウントを使って作ったため公開するときにプロフィールをどうするかなど悩んでしまい結局何もできなかった。
2009年は別のアカウントを作ってそこからカレンダーを作成し、公開フラグをたてた。ところが、カレンダーを検索しようとすると検索画面がなくなっていた。公開されているカレンダーは国別の祝日ぐらいになっている。
Google のサポートページにも公式に終了告知が出ていた。これによると、「U.S. English-only」の機能として運用していた。あまり広く使われなかった。保守が難しかった。とのこと。
カレンダーそのものについてはこれをGoogleがほかのサービスのように検索タグを付けて収益を上げることが難しそうな気もするので、今後はどうなるだろう。最近ではノートブックも終了したことだし、Googleとしては儲かりそうな図書検索などに重点を置きたいのかもしれない。
2009/05/01
[NASCAR] 2009 第5戦 ブリストル
NASCAR
sprint cup シリーズ 第5戦 FOOD CITY 500
2009年3月22日 アトランタ・モーター・スピードウェイ
放送:G+、解説:桃田健史。実況:藤田大介。
0.533マイルを500周。266.5マイル.
バンクはターンで30度。昔は36度だった。ピットウィンドウは140から150周。コンクリート路面のサーキット。「アスファルトよりは滑りやすいが、同時に、タイヤは摩耗しない。」桃田氏。
最終順位
カイル、カートと2連勝した後、再びカイルで兄弟3連勝。
国歌はAshton Shepherd。Frank Beamer(乱射事件で有名になったヴァージニア工科大学のフットボールコーチ)が "Start Your Engines"。
ペースカーはShelby GT-500。
ショートサーキットはNASCARのレースで最も体力を使う。ブリストルはバトル中のバトル。ぼこぼこにぶつかる。
ポールポジションはマーク・マーティン。2番手はライアン・ニューマン。
レース序盤はジミー・ジョンソンがトップ。中盤以降はカイル・ブッシュがトップを支配した。
残り6周でジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)がエンジンをブローさせてイエローが発生。
グリーン・ホワイトチェッカーになり、カイル・ブッシュが2位を抑えてチェッカー。
スポンサー撤退相次ぐ
トラビス・クバピル (Travis Kvapil)はスポンサー撤退によりこのレースが最後のrideになる。デイブ・ブレイニー (Dave Blaney)もスポンサーがなく車体のペイントが白い。A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)は年間スポンサーが未定のため終わりまで走れるかどうかという話しもあり、アメリカの不況の影響を受けている。
ショートトラック
桃田健史氏によるショートトラック解説。
「ショートトラックではラップダウンするとどんどんラップダウンしてしまう。蟻地獄のようだ。」
「コーナー入り口でどのくらい減速させるのか、アクセルをどのくらいオフればいのかが難しい。」
ステアリングは切ったままで戻し切らない。
ペンスキー
「ペンスキー レーシング (Penske Racing)は最後の居場所。ここでダメだったら引退しかない。」桃田氏。
カート・ブッシュがどこのチームにも行き場がないとき、ペンスキーに入った。前回のアトランタでは優勝できたので、整備力が弱いというわけではない。
アンブローズとモントーヤ
どちらかといえばロードコースが得意なアンブローズとモントーヤがトップ10でフィニッシュした。どちらもかなり頑張った成績だ、というのが桃田氏の評価。
オーナーズポイント
次の第6戦からは、オーナーズポイント35位以内の車は予選なしで本戦出場できる。それ以外の車は8台の枠を予選で争うことになる。ブリストルではポイント順位で下位の車はポイントかせぎをする。NASCARウェブサイトのポイントシステム解説。
ラッキードッグ
イエローフラッグ発生時に周回遅れの先頭の車が、リードラップに戻れる制度である「ラッキードッグパス」の由来を初めて聞いた。デビッド・ルーティマン(David Reutimann)のスポンサーであるAaron'sのキャラクターが「ラッキードッグ」という犬のマスコット。このAaron'sの冠で始まった制度だから、ということのようだ。デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)が、カイル・ブッシュに周回遅れにされ2度ラッキードッグパスで救われた。
sprint cup シリーズ 第5戦 FOOD CITY 500
2009年3月22日 アトランタ・モーター・スピードウェイ
放送:G+、解説:桃田健史。実況:藤田大介。
0.533マイルを500周。266.5マイル.
バンクはターンで30度。昔は36度だった。ピットウィンドウは140から150周。コンクリート路面のサーキット。「アスファルトよりは滑りやすいが、同時に、タイヤは摩耗しない。」桃田氏。
最終順位
カイル、カートと2連勝した後、再びカイルで兄弟3連勝。
国歌はAshton Shepherd。Frank Beamer(乱射事件で有名になったヴァージニア工科大学のフットボールコーチ)が "Start Your Engines"。
ペースカーはShelby GT-500。
ショートサーキットはNASCARのレースで最も体力を使う。ブリストルはバトル中のバトル。ぼこぼこにぶつかる。
ポールポジションはマーク・マーティン。2番手はライアン・ニューマン。
レース序盤はジミー・ジョンソンがトップ。中盤以降はカイル・ブッシュがトップを支配した。
残り6周でジョーイ・ロガーノ (Joey Logano)がエンジンをブローさせてイエローが発生。
グリーン・ホワイトチェッカーになり、カイル・ブッシュが2位を抑えてチェッカー。
スポンサー撤退相次ぐ
トラビス・クバピル (Travis Kvapil)はスポンサー撤退によりこのレースが最後のrideになる。デイブ・ブレイニー (Dave Blaney)もスポンサーがなく車体のペイントが白い。A. J. アルメンディンガー (A. J. Allmendinger)は年間スポンサーが未定のため終わりまで走れるかどうかという話しもあり、アメリカの不況の影響を受けている。
ショートトラック
桃田健史氏によるショートトラック解説。
「ショートトラックではラップダウンするとどんどんラップダウンしてしまう。蟻地獄のようだ。」
「コーナー入り口でどのくらい減速させるのか、アクセルをどのくらいオフればいのかが難しい。」
ステアリングは切ったままで戻し切らない。
ペンスキー
「ペンスキー レーシング (Penske Racing)は最後の居場所。ここでダメだったら引退しかない。」桃田氏。
カート・ブッシュがどこのチームにも行き場がないとき、ペンスキーに入った。前回のアトランタでは優勝できたので、整備力が弱いというわけではない。
アンブローズとモントーヤ
どちらかといえばロードコースが得意なアンブローズとモントーヤがトップ10でフィニッシュした。どちらもかなり頑張った成績だ、というのが桃田氏の評価。
オーナーズポイント
次の第6戦からは、オーナーズポイント35位以内の車は予選なしで本戦出場できる。それ以外の車は8台の枠を予選で争うことになる。ブリストルではポイント順位で下位の車はポイントかせぎをする。NASCARウェブサイトのポイントシステム解説。
ラッキードッグ
イエローフラッグ発生時に周回遅れの先頭の車が、リードラップに戻れる制度である「ラッキードッグパス」の由来を初めて聞いた。デビッド・ルーティマン(David Reutimann)のスポンサーであるAaron'sのキャラクターが「ラッキードッグ」という犬のマスコット。このAaron'sの冠で始まった制度だから、ということのようだ。デイル・アーンハート ジュニア(Dale Earnhardt Jr.)が、カイル・ブッシュに周回遅れにされ2度ラッキードッグパスで救われた。
登録:
投稿 (Atom)